久保純子

久保純子のプロフィールと経歴

久保純子（くぼ じゅんこ）は、1972年1月24日生まれの日本のフリーアナウンサー、タレント、司会者です。本名は清重純子（きよしげじゅんこ）で、旧姓は久保。愛称には「クボジュン」や「ジュンジュン」があります。彼女は元NHKアナウンサーであり、両親もアナウンサーという環境で育ちました。

学歴と留学経験

久保は東京都三鷹で育ち、小学校に通い始めましたが、父の転勤によりロンドンに4年間生活。その後、帰国してからは東京都立調布北高等学校に入学し、高校1年生の夏にはウィスコンシン州に留学しました。そして、ニューヨーク州のパイオニア・セントラル高校を卒業しました。大学は上智大学の比較文化学部に入学し、その後、慶應義塾大学文学部に移り、英米文学を専攻して卒業しました。

職業キャリア

1994年、久保はNHKに入局し、大阪放送局に配属されました。2年後、東京アナウンス室に異動して、テレビのニュース番組やバラエティ番組で活躍しました。彼女は「アイドルアナウンサー」として知られ、受信料制度に関するキャンペーンにも参加。1999年には現役アナウンサーとしては異例の民放番組にも出演しました。

2000年の結婚後、長女を2002年に出産し、その後契約職員としてNHKに復帰。2004年にフリーランスとして活動を開始し、2008年には次女を出産しました。2011年には夫の転勤でアメリカに移住し、帰国後の2013年からは再びテレビでの活動を開始しました。

2022年からはニューヨークで幼稚園の教諭として働いています。

主な出演番組と活動

NHKに在籍していた頃の主な出演番組には、『NHKニュース11』や『ポップジャム』、さらには『紅白歌合戦』の紅組司会などがあります。また、『クボジュンのえいごっこ』や『ブロードキャスター』など、この後のフリー活動でも多くの人気番組に出演しました。

フリー転身後は、TBSや日本テレビ、文化放送など、広範囲にわたるメディアで活動し、特に上述した『ブロードキャスター』や『ウチくる!?』、豊富なラジオ番組でのパーソナリティを務めています。

プライベートと影響

久保の私生活では、子供が大好きで、英語教室の手伝いをしていた母の影響を受け、子供向け番組の制作にも情熱を注ぎました。木佐彩子と親しい関係にあり、交友を深めています。また、彼女は中学生の頃に人種差別的ないじめの経験を告白し、それを乗り越えて成長したことも語っています。

久保は、自身のアナウンサー人生を共にした先輩や仲間への感謝を忘れず、特に加賀美幸子には多大な影響を受けたと公言しています。

著書と現在の活動

2004年には初のエッセイ「なな転び八起き」を刊行しました。現在も多岐にわたるメディアで活動しながら、子供たちの成長を支えている意欲的な姿勢が見られます。彼女の経験や活動から、多くの人々に影響を与え続ける存在となっています。

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