久宝寺緑地

久宝寺緑地：都会のオアシス

久宝寺緑地は、大阪府八尾市、東大阪市、大阪市平野区に位置する広大な都市公園です。大阪を代表する四大緑地（服部緑地、鶴見緑地、大泉緑地、久宝寺緑地）の一つとして、市民に親しまれています。

エリア構成

緑地は大きく3つのエリアに分かれており、それぞれ特色があります。

北エリア (ファミリーゾーン): 家族連れで楽しめるエリアです。
中エリア (スポーツゾーン): 野球場、陸上競技場、テニスコート、プールなど、スポーツ施設が充実しています。
東エリア (プレイゾーン): 子供たちが遊べる遊具などが設置されています。

園内にはシャクヤク園をはじめ、四季折々の花や草木が植えられ、訪れる人々を癒してくれます。

歴史

久宝寺緑地の計画は、1941年の防空緑地計画に遡ります。

1941年: 都市計画決定（当初計画は132.23ha）
1971年: 開園
2012年: 未完成部分の整備事業が完了

長年にわたり、市民の憩いの場として親しまれてきました。

花のプロムナード

近畿自動車道によって東西に分断された緑地を結ぶ大歩道橋の西側に位置するエリアです。ここは、東西地区の連絡通路、久宝寺球場の集合広場、そしてメインの休憩広場としての役割を担っています。中央部を広く開放し、その両側にはユリノキの並木が3列ずつ植えられています。球場とは反対側には、一段高くなった場所に円弧状のデザインが施されたパーゴラ付きの休憩スペースが設けられています。
プロムナードの景観軸線と平行に、縞模様のパターンで植え込みが配置されており、歩道橋から見下ろした際の景観を意識したデザインとなっています。照明は手すり型のフットライトを使用することで、プロムナードの景観をすっきりとさせると同時に、歩行者の安全確保と植栽のライトアップ効果も兼ね備えています。

アクセス

JR関西本線（大和路線）
久宝寺駅から北西へ1.2km
加美駅から東へ1.2km
JRおおさか東線
衣摺加美北駅から南東へ1.2km
新加美駅から東へ1.2km
近鉄大阪線
久宝寺口駅から南西へ1.2km

周辺道路

大阪中央環状線
近畿自動車道（八尾インターチェンジ）
* 大阪市道加美久宝寺線

まとめ

久宝寺緑地は、スポーツ、レクリエーション、自然観察など、様々な楽しみ方ができる都市公園です。近隣住民にとって、貴重な憩いの場となっています。都会の喧騒を忘れ、緑豊かな空間でリフレッシュしてみてはいかがでしょうか。

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