久実の長いつきあい

番組タイトル: 久実の長いつきあい

『久実の長いつきあい』（くみのながいつきあい）は、TBSラジオ、HBCラジオ（北海道放送）、ABCラジオ（朝日放送）で放送されていた珠玉のラジオ番組です。この番組は、前番組の「エミ子の長いつきあい」が終了した後にスタートしました。パーソナリティだった中山恵美子が結婚後に芸能界から引退したため、新たに始まった番組です。

テーマ曲には、前作と同様の「長いつきあい」のインスト版が使用され、視聴者に親しみを持たせる要素となっていました。

様々な放送形態

本番組は企画ネット方式で、TBSラジオ版は「一機と久実の長いつきあい」という名称で放送され、コメディアンの小堺一機がパーソナリティを務めました。これに対し、HBCラジオおよびABCラジオ版は、杉本るみとの共演として「るみと久実の長いつきあい」のタイトルで放送されました。共通して出演していた大友久実は、当時は大妻女子大学短期大学部に在学中の女子大生であり、歌手デビューに向けたレッスンを行っていました。

番組構成とコーナー

「一機と久実の長いつきあい」では、二人による掛け合いコントのコーナーが設けられており、リスナーからのはがきを基にしたネタが展開されていました。これらのラジオコントに参加することで、提案したリスナーにはコンサートやライブハウスへの招待券が贈られる特典もあり、リスナーとの距離を縮める工夫が施されていました。

番組のテーマ

この番組では、毎週月曜日から金曜日にかけて異なるテーマに沿った内容が放送されました。月曜日には「異常な普通は普通の異常」と題し、日常の中の不思議や問題を取り上げていました。その後の火曜日、木曜日、金曜日のテーマについては具体的には記載されていませんが、水曜日には「久実の新発見」というコーナーがあり、常に新しいことを紹介するスタイルでした。

放送時間

放送はTBSラジオでは『一機と久実の長いつきあい』として、毎週月曜日から金曜日の21:40からの放送が開始され、後に21:50～21:59へと枠が移動しました。この際、当時の夜ワイド番組『るんるんナイト コサラビワオ!』との内包関係がありました。

HBCラジオ及びABCラジオではそれぞれ「るみと久実の長いつきあい」として放送され、時間帯はHBCが22:00～22:10、ABCが21時台であり、これらも当時の夜ワイド番組『ABC星空ワイド』に内包されていました。

『久実の長いつきあい』は、リスナーとのコミュニケーションや独特の企画が話題となり、長きにわたり愛される番組だったと言えるでしょう。

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