久御山町立久御山中学校

久御山町立久御山中学校について

久御山町立久御山中学校（くみやまちょうりつ くみやまちゅうがっこう）は、京都府久世郡倒木町のおいて町内唯一の公立中学校です。この学校はおそらく「久御中」という略称で親しまれています。

概要

久御山中学校の設立の背景には、1970年代前半に計画された久御山団地の建設計画が影響しています。その結果、町内の中学生の数が大幅に増加することが見込まれたため、淀中学校から独立する形で開校されました。学校は静かな田畑に囲まれた環境に位置し、施設としては北校舎（四階建て）、南校舎（三階建て）、管理棟、体育館、グラウンド、プール、給食室が設置されています。特に、2018年度からは完全給食が開始され、生徒たちに提供されています。

沿革

もともと久御山中学校の前身となるのは1947年に設立された淀中学校です。当初は借用地での開校でしたが、地域の要望や教育環境の整備が進むにつれ、独立した校舎の建設が進められました。1953年には新たな校地に移転し、淀中学校は発展を遂げます。その後、1954年には町名変更による改称が行われ、1957年には更なる改称が実施されました。

1968年には校舎建設の計画が立てられ、1975年には久御山町立久御山中学校として新たに開校することが決定しました。この時、淀中学校は閉校となり、同時に組合も解散されました。開校当初は一部施設しか完成していなかったものの、徐々に学校は発展し、1980年代には道徳教育協同推進校にも指定されました。また、1986年にはコンピューター教室が設置され、教育環境のさらなる充実が図られました。

生徒数は1990年代にはピークを迎えましたが、その後は減少傾向が続いています。近年では413人の生徒が在籍しています。

校区と部活動

久御山中学校の校区は町内全域に広がっており、近隣の京都市の一部地域からの通学も可能です。自転車通学が許可されているため、自宅からの通学も便利です。学校はさまざまな部活動を行っており、特にESS部やバドミントン部が新たに設立されています。

アクセスと周辺

交通アクセスは自転車通学を許可しているため、地元の学生には便利な立地です。学校周辺には、久御山町役場や中央公民館、消防本部、他の教育機関もあり、地域教育の中心的な役割を果たしています。

まとめ

久御山町立久御山中学校は、教育の場として地域に根ざした活動を行い、未来の人材育成に注力しています。歴史ある淀中学校の流れを汲みつつ、新たな教育環境を整え、地域社会に貢献する学校としてこれからも成長していくことでしょう。

もう一度検索