久本雅美

久本雅美のプロフィールおよびキャリア

久本雅美（ひさもとまさみ、1958年 7月9日生まれ）は、日本のお笑いタレント、女優、コメディエンヌ、そしてテレビ司会者として広く知られています。彼女は「マチャミ」や「ヒサモト」といった愛称で親しまれ、特に多彩な芸風が特徴です。大阪府大阪市東住吉区加美で生まれ育ち、3人兄弟の長女として賑やかな家庭環境で成長しました。現在はWAHAHA本舗に所属しています。

学歴と早期の活動

久本は大阪市立加美小学校と大阪市立加美中学校を経て、大阪府立勝山高等学校、そして金蘭短期大学国文科を卒業しました。短大卒業後の1981年、彼女は劇団東京ヴォードヴィルショーに入団し、芸能界への一歩を踏み出します。1984年には同劇団のメンバーと共にWAHAHA本舗を設立し、その後テレビや舞台での幅広い活動を展開することとなりました。

テレビでの活躍

久本は1985年に日本テレビの『今夜は最高!』に出演し、以降はバラエティ番組やドラマ、CMなどで活躍します。特に、1993年から2010年までフジテレビの『森田一義アワー笑っていいとも!』に17年半もレギュラー出演し、この番組での彼女の独自のスタイルが多くの視聴者に受け入れられました。

舞台活動

テレビだけでなく、久本は舞台でも多くの役を演じてきました。2012年には上方落語『たちきり』の口演を行い、2014年からは松竹新喜劇でも定期的に出演するようになります。彼女は演目によっては女性初の役に挑戦するなど、常に新しい挑戦を続けています。

エピソードと個人的な活動

学生時代、彼女は運送業を営む父親と保育士の母親に育てられ、にぎやかな家庭での生活が彼女の創造性を育むことに寄与しました。特に小学生時代には友人や教師に向けて自作のコントを演じて笑わせていた経験があります。進学の際には親の影響で大学志望とされましたが、短期大学に進学することで自分の道を模索することになりました。

短大在学中、ラジオDJを目指してアナウンサー養成所に通いますが、ある日友人と参加した無名の演芸大会で優勝したことが転機となり、芸能界への道を一層明確にしました。

私生活と信仰

久本は1984年に創価学会に入会し、その後の活動でも信仰を公表しています。また、福山雅治の熱烈なファンであり、さまざまなメディアで彼の魅力について語る姿が注目を集めています。