WAHAHA本舗

WAHAHA本舗株式会社について

WAHAHA本舗株式会社は、東京都渋谷区に本拠を置く日本の劇団兼芸能事務所です。1984年に旗揚げされ、喰始を中心に、佐藤正宏、久本雅美、柴田理恵らが揃って独立し、彼らのエネルギーにあふれた芸風で瞬く間に人気を集めました。

設立と初期の活動

劇団は発足時から下ネタを多用することが特徴で、一般的なテレビでは放送が難しい内容が多いため、ファンには特異な存在として認識されています。名物の公演で注目を浴びたのは、1994年に放送された『北野武政界進出宣言!?ビートたけしのお笑いウルトラクイズ』でメンバーがアイヌ文化を扱ったことで、抗議を受けたこともあります。

経営と団体の発展

2000年以降には若手団員で構成されていたオホホ商会が解体され、ワハハ本舗に統合され、団員数は28名に達しました。2001年には「欽ちゃんの第62回全日本仮装大賞」で演じた「バリ島の線香花火」で技術賞を受賞し、注目を集めました。さらに、2003年からはWAHAHA商店が新たなセクションとして活動を開始し、様々なジャンルのエンターテイナーが加入することで、多様性が生まれました。

代表的な公演とシリーズ

2006年には、DJ OZMAによる「裸スーツ」が問題にされ、この衣装がWAHAHA本舗から貸出されたことでも話題になりました。公演に関しては、2013年の『ラスト』が特に有名であり、創立30周年を記念しての最終公演となる予定でしたが、全体公演が好評だったことから3部作として続編が製作されることになりました。2016年には第2弾『ラスト2 NEW HOPE 新たなる希望』、2017年には第3弾『ラスト3〜最終伝説〜』が行われました。

近年の活動

復活の要望が強かったため、2019年には公演の復活が発表され、2020年には新たなパート1「王と花魁」を全国ツアーで上演予定でしたが、新型コロナウイルスの影響で延期が余儀なくされました。

所属タレント

WAHAHA本舗には多くの名の知れたタレントが所属しており、俳優としては喰始や佐藤正宏、久本雅美などが活躍しています。お笑いタレントも多彩で、ポカスカジャン、猫ひろし、ウクレレえいじなど、さまざまなジャンルの芸人が在籍しています。文化人としては、アジャコングやヤン・ヨンヒなども重要な存在です。

現在も多くのファンに愛され、エンターテインメントの新しい形を追求し続けているWAHAHA本舗は、今後も進化を続けていくことでしょう。

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