久留美(くるみ)について
久留美は
兵庫県三木市に位置する
大字で、郵便番号は673-0411です。この地域は、市街地の北側にあり、美嚢川と
志染川が合流する地点に広がっています。丘陵のふもとに集落が点在しており、その美しい自然環境が魅力です。
久留美という名称は、「久米部」に住んでいた人々の歴史に由来しており、また皇子がこの地にしばらく滞在していたことも、名付けの由来のひとつとされています。
地理と地区
久留美は、いくつかの地区に分かれています。各地区には公民館が設置されており、地域住民が集まる場所として利用されています。具体的には、以下の五つの地区があります:
1.
中筋 - 古い街道に面しており、歴史を感じさせる場所です。
2.
門前 - 慈眼寺の門前に位置し、静かな雰囲気が漂います。
3.
東 - 川沿いに広がる自然豊かな地区です。
4.
上野 - 高台に位置し、景観を楽しむことができます。
5.
皇子神 - 皇子山の周辺にあり、
482年には億計王と弘計王が仮宮を建立したという歴史があります。
このように、各地区には異なる特徴と歴史があり、地域の日常生活に彩りを与えています。
歴史
久留美の歴史は、
1951年3月15日に
三木町に編入されたことから始まります。この際、
久留美は
三木町
大字久留美として新たに位置づけられました。その後、
1954年6月1日に
三木市が新設され、現在の
三木市
久留美となりました。地域の変遷を経て、
久留美は今の姿を保っています。
施設
久留美には地域住民が集える施設がいくつかあります。具体的な施設は以下の通りです:
- - 慈眼寺 - 歴史ある寺院で、地域の信仰の中心でもあります。
- - 八雲社 - 地元の人々に親しまれている神社です。
- - 春日神社 - 古くからのお社として、地域の人々に愛されています。
- - 久留美公民館 - 地域イベントや集会が行われる重要な場所です。
- - マスターズゴルフ倶楽部 - ゴルフ愛好者のための施設で、周囲の自然を楽しむことができます。
教育機関
久留美周辺には小学校と中学校の学区が整備されており、地元の子供たちの教育が行われています。地域の教育環境は、子供たちの成長にとって重要な役割を果たしています。
交通
久留美には鉄道が通っていませんが、バスの便が整備されています。
神姫バスと
みっきぃバスが地域を運行しており、通勤や通学に便利です。また、周辺には
山陽自動車道が通過しており、
兵庫県道20号加古川三田線や
兵庫県道510号万勝寺
久留美線がアクセスを提供しています。
このように、
久留美は歴史と自然が融合した魅力的な地域であり、住民の生活基盤やコミュニティを支える多くの要素が存在しています。