九州実業団毎日駅伝競走大会

九州実業団毎日駅伝競走大会

九州実業団毎日駅伝競走大会は、九州の実業団チームが参加する駅伝大会です。1964年から開催されており、九州実業団陸上競技連盟と毎日新聞社が主催しています。RKB毎日放送やスポーツニッポンなどが後援しており、全日本実業団対抗駅伝競走大会（ニューイヤー駅伝）の九州地区予選会として重要な位置づけとなっています。

最多優勝は旭化成で、2024年現在までに48回の優勝を誇ります。長きにわたり、九州の実業団駅伝界を牽引する存在です。

大会概要

歴史

1964年に第1回大会が開催され、以降、毎年開催されています。長年にわたり、九州の実業団陸上界の発展に貢献してきました。

コース

大会のコースは、時代とともに変遷しています。

1964年～1972年（第1回～第9回）：福岡県内
1973年～1986年（第10回～第23回）：大分県（大分市～臼杵市）
1987年～2015年（第24回～第52回）：福岡県（福岡市～筑豊地区～北九州市）
2016年～2023年（第53回～第60回）：北九州市（本城陸上競技場発着、八幡西区・若松区を周回）
2024年～（第61回～）：大分県佐伯市（佐伯市総合運動公園周辺）

2024年の第61回大会からは、大分県佐伯市総合運動公園陸上競技場を発着点とする7区間89.3kmのコースで行われています。

放送・配信

過去にはRKBテレビ・JNN九州ブロックネットでダイジェスト放送が行われていましたが、2024年の第61回大会からはCTSYoutubeチャンネルで配信されています。

2024年大会の区間と区間記録

2024年の第61回大会の区間と区間記録は以下の通りです。

第1区（12.9km）：佐伯市総合運動公園陸上競技場 - 県道603号 - 竹角地区公民館 - 県道37号 - 堅田駐在所入口 - 佐伯市屋内運動広場前
区間記録：荻久保寛也（ひらまつ病院・2024年）36分56秒
第2区（18.3km）：佐伯市屋内運動広場前 - 県道603号 - 谷川バス停折り返し - 県道37号 - 上堅田小学校入口 - 佐伯市屋内運動広場前
区間記録：鈴木創士（安川電機・2024年）53分52秒
第3区（11.1km）：佐伯市屋内運動広場前 - 県道603号 - 竹角地区公民館 - 県道37号 - 上堅田小学校入口 - 佐伯市屋内運動広場前
区間記録：吉岡遼人（三菱重工・2024年）32分12秒
第4区（6.6km）：佐伯市屋内運動広場前 - 県道603号 - 長谷折り返し - 県道603号 - 佐伯市屋内運動広場前
区間記録：キプラガット・エマヌエル（三菱重工・2024年）17分58秒
第5区（15.5km）：佐伯市屋内運動広場前 - 県道603号 - 川井バス停折り返し - 県道37号 - 上堅田小学校入口 - 佐伯市屋内運動広場前
区間記録：齋藤椋（旭化成A・2024年）45分29秒
第6区（11.1km）：佐伯市屋内運動広場前 - 県道603号 - 竹角地区公民館 - 県道37号 - 上堅田小学校入口 - 佐伯市屋内運動広場前
区間記録：佐藤俊輔（安川電機・2024年）32分48秒
第7区（13.9km）：佐伯市屋内運動広場前 - 県道603号 - 川井バス停折り返し - 県道37号 - 堅田駐在所入口 - 佐伯市総合運動公園陸上競技場
* 区間記録：相澤晃（旭化成A・2024年）・福谷颯太（黒崎播磨・2024年）41分17秒

外国人競技者の出走は第4区のみに限定されています。

歴代優勝チーム

歴代の優勝チームについては、詳細な記録を参照してください。

九州実業団毎日駅伝は、九州地区の陸上競技のレベル向上に大きく貢献しています。ニューイヤー駅伝への出場をかけた熱い戦いが、毎年繰り広げられています。

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