乱魔堂

乱魔堂（らんまどう）

乱魔堂は、1970年代初頭に活動した日本のロックバンドです。1972年に結成され、1973年に解散しました。短い活動期間ながら、その音楽性は日本のロックシーンに大きな足跡を残しました。

メンバー

乱魔堂は、複数のメンバーチェンジを経て、以下のメンバーで構成されていました。

松吉久雄（ボーカル）：元ブラインド・レモン・ジェファーソン。
洪栄龍（ギター）：元ブラインド・レモン・ジェファーソン。東京都世田谷区出身。
猿山幸夫（ベース）：元ブラインド・レモン・ジェファーソン。東京都出身。
矢島敏郎（ドラム）：八王子市出身。


強化メンバーとして以下のメンバーが参加していました。

告井延隆（ギター）：愛知県出身。
上村律夫（キーボード）
山崎隆史（ギター）：元ブルース・クリエイション、頭脳警察。東京都出身。


メンバーの多くが、ブラインド・レモン・ジェファーソンというバンドの出身であり、その音楽的ルーツが乱魔堂のサウンドにも影響を与えています。

ディスコグラフィー

乱魔堂は、以下のアルバムをリリースしました。

アルバム

乱魔堂（1972年8月1日、ポリドール）
ちぇ!
ひたすら
出発
恋の赤電話
風がぴゅー・ぴゅー
写生
可笑しな世界
一握りのブルース
何の為に

このアルバムは、乱魔堂の代表作であり、彼らの音楽性が凝縮されています。

1971 SUMMER（1989年11月25日、キティ/URC）
1971年8月に開催された第3回全日本フォークジャンボリーにおけるライブ録音。

このアルバムは、乱魔堂の貴重なライブ音源を収録したものであり、当時の熱気を伝えています。

音楽性

乱魔堂の音楽は、ロックンロールをベースに、ブルースやフォークの要素を取り入れた独特のサウンドが特徴です。メンバーの卓越した演奏技術と、松吉久雄の力強いボーカルが、聴く人を魅了しました。また、日本語の歌詞も特徴的で、当時の若者たちの心情をリアルに描いたものが多く、共感を呼びました。

関連項目

遠藤賢司：日本のフォークシンガー。乱魔堂と交流があり、音楽性に影響を与えました。

外部リンク

* 乱魔堂ストーリー：http://littlewing2007.cocolog-nifty.com/blog/2007/09/post_c781.html




乱魔堂は、短い活動期間ながらも、その音楽性は後の日本のロックシーンに大きな影響を与えたバンドです。彼らの音楽は、今でも多くの人々に愛され続けています。

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