亀山バイパス

亀山バイパス

亀山バイパスは、三重県亀山市井田川町から同市太岡寺町を結ぶ、全長7.34 kmの国道1号および国道25号のバイパスです。このバイパスは、両国道の重複区間として機能しています。

概要

1995年3月に暫定2車線で全線が開通しました。しかし、建設当初から4車線化を視野に入れて用地が確保されており、将来的に4車線化される計画があります。自動車専用道路ではないため、50 cc以下の原動機付自転車も通行可能です。また、自転車などの軽車両の通行も禁止されていません。

隣接する鈴鹿市内の区間では、亀山バイパスの整備と連動して、道路改良事業（石薬師拡幅、井田川拡幅）が実施されました。これにより、地域全体の交通アクセス向上に寄与しています。

接続するバイパス

関バイパス（一部供用中）

交差点と接続道路

主要な交差点として、羽若交差点があり、三重県道302号亀山停車場石水渓線と接続しています。

歴史

1973年8月：亀山バイパスの計画路線（7.1 km、4車線）が発表されました。当初は1978年3月の完成が予定されていました。
1984年：川合 - 羽若間（約3 km）の工事が着工しました。
1990年12月12日：川合 - 羽若間が暫定2車線で開通しました。
1995年3月28日：羽若 - 太岡寺間（約4.3 km）が暫定2車線で開通し、これにより全線が開通しました。
2008年3月23日：関バイパスの亀山IC名古屋行きランプの供用開始に伴い、野村 - 太岡寺間（約1 km）が4車線化されました。
2009年8月：羽若地区の4車線化工事中に、砂防指定地の形状変更を無許可で実施したため、工事が一時中断しました。
2010年3月29日：三重県道302号亀山停車場石水渓線との羽若交差点に直進レーンが追加され、3レーン化されました。

交通量

2005年度（平成17年度道路交通センサス）における平日24時間交通量（台）は以下の通りです。

亀山市羽若町：24,529台

脚注

国土交通省中部地方整備局 北勢国道事務所のウェブサイトを参照

関連項目

国道1号
バイパス道路
* 日本のバイパス道路一覧

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