亀山市消防本部

亀山市消防本部の概要

亀山市消防本部は三重県亀山市を管轄する消防部局であり、その主な役割は地域の防災・救急活動にあります。消防本部の所在地は亀山市野村4-1-23であり、その管内面積は約190.91平方キロメートルに及びます。職員は85名が在籍しており、1つの消防署と2つの分署で構成されています。

主力機械

2023年4月1日現在、亀山市消防本部は多様な消防車両や救急車両を保有しています。具体的には、消防ポンプ自動車が4台、はしご消防車が1台、小型動力ポンプ付積載車が2台、化学消防自動車が1台、高規格救急自動車が4台（予備車1台を含む）など、計13種類の特別な車両を運用しています。さらに、救助工作車、防災広報車、指令広報車など、多彩な設備で地域住民の安全を守っています。

沿革

亀山市消防本部の歴史は1949年に遡ります。当初は亀山町消防本部として設立され、1954年に市制施行に伴い亀山市消防本部に改称されました。その後、1959年には消防庁舎が完成し、1967年には亀山市消防署が設置されました。さらに、1969年には初の救急車が配備され、救急業務が開始されました。これ以降も、新しい消防車両の導入や分署の設立など、着実に消防体制の強化を図ってきました。

1997年には新庁舎が竣工し、亀山市消防署も改称されました。さらに、2015年には北東分署の運用が開始され、組織が再編されるなど、地域の安全対策が強化されています。最近の出来事としては、2023年に発生した東名阪道多重事故があります。この事故では、119番通報者が救援を求めながらも、適切な対応がされなかった結果、悲惨な事態を招いてしまいました。

組織構成

亀山市消防本部は、消防総務課、予防課、情報指令課からなる本部と、警防課を持つ消防署および2つの分署（関分署、北東分署）で構成されています。この組織体制により、各部門が一体となって地域の消火活動や救急対応に取り組んでいます。

まとめ

亀山市消防本部は地域住民の生命を守るために日々活動しており、そのための設備や知識も充実しています。これからも消防本部は、さらなる防災能力の向上を目指し、地域に密着したサービスを提供していくことでしょう。

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