事故物件怪談 恐い間取り

事故物件怪談 恐い間取り

『事故物件怪談 恐い間取り』は、事故物件住みます芸人の松原タニシによる実録怪談の書籍です。この作品は、2018年に初版、2020年に続編が刊行され、さらに映画化もされました。タニシはテレビ番組の企画で事故物件に住み始め、その後も多くの物件に引っ越しながら、数々の不思議な体験を記録しています。

松原タニシの経歴

松原タニシは売れないお笑い芸人として活動していましたが、2012年から「北野誠のおまえら行くな。」という番組に出演し、事故物件に住むことになりました。最初の物件では様々な妖しい現象に遭遇し、その体験が彼を「事故物件住みます芸人」へと導きます。7年間で10軒の事故物件に住んだ彼は、その経験をもとに怪談を集め、文にしました。

書籍の内容

2018年6月26日に出版された『事故物件怪談 恐い間取り』では、実際に住んでいた事故物件の情報や間取り図が掲載されています。不気味な出来事の数々は、読む者に恐ろしい印象を与えます。また、2020年7月6日には続編として『事故物件怪談 恐い間取り2』が出され、さらなる体験談が追記されています。

メディアミックスの展開

この作品は書籍だけでなく、漫画や映画へと展開されました。タニシの実話を基にした漫画『ボクんち事故物件』や『ゼロから始める事故物件生活』が連載され、さらに、2019年からは雑誌にて事故物件を巡る様子を描いた漫画も発表されています。映画版は2020年8月28日に公開され、亀梨和也が主演を務めました。興行的にも成功を収め、観客動員数は80万人を超えました。

映画のストーリー

映画では、売れない芸人の山野ヤマメが事故物件に住む過程で展開するストーリーが描かれています。相方とのコンビ解消後、新たな企画として事故物件に住むことになり、そこでの怪現象に遭遇する中で、霊感を持つ女性と関わることとなります。不幸な出来事が続いた後、物件への執着がどのように変わっていくのかが大きなテーマとなっています。

まとめ

『事故物件怪談 恐い間取り』は、松原タニシの不思議な経験を基にした作品であり、幽霊や心霊現象に対する新たな視点を提供しています。テレビや映画を通じてその恐怖が広がり、多くの人々に影響を与えることとなりました。事故物件というテーマをもとにした、リアルな恐怖を楽しむことができるこのシリーズは、今後も多くの媒介で展開されることでしょう。

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