五十嵐サキ

五十嵐サキについて

五十嵐サキ（いがらし さき）は、1973年12月1日生まれの日本のタレント、お笑い芸人、喜劇女優です。彼女は吉本新喜劇の座員として知られ、本名は五十嵐亜紀子（いがらし あきこ）。大阪府泉大津市出身で、吉本興業の一員として多くの舞台やテレビ番組で活躍しています。

人物・略歴

五十嵐サキは、両親と兄とともに育ちました。幼少期から新喜劇に入りたいと考えていましたが、親の反対に直面。奈良文化女子短期大学を卒業し、2年間は関西国際空港の国際線免税店で働いていました。彼女の容姿は、外国人が描く正統派の和風美人として評判であり、1994年と1995年にはゆかた美人コンテストに入賞しています。また、学生時代にはソフトボール部のキャプテンを務めた経験もあります。新喜劇に参加する前に、退団を考えた際、同僚の末成映薫から説得され、入団を決意しました。

2018年には、自身の年齢を2歳偽っていたことを公表し、その理由が親を説得するために要した時間と関連していると明らかにしました。

芸歴

五十嵐サキは1997年に新喜劇に入団し、初めは本名で活動していましたが、1999年からは現在の名前に変更しました。2003年頃からは、自身が若手として本格的にマドンナ役で登場し人気を集めました。しかし、年齢と共にマドンナ役は減少し、特に公演の中ではその体型に関する冗談が増えてきました。彼女は、友人から「ゾウアザラシ」として軽い冗談を交わされています。持ち芸として、恐怖の表情で相手を脅かすスタイルを持ち、時には若手芸人と役を交代することもあります。

舞台・TV出演

彼女は、なんばグランド花月などの著名な舞台に出演し、現在も「よしもと新喜劇」（毎日放送）で活躍しています。また、NHKの「爆笑オンエアバトル」などでもユニットを組んで出演した経験があります。特に、朝日放送の「おはよう朝日です」や、「キャバレー哀歌（エレジー）」といった舞台でも活躍しています。最近では、NHK連続テレビ小説「スカーレット」にも出演し、新たなファンを獲得しました。

ギャグ・芸風

五十嵐サキは、ユニークなギャグとキャラクターで知られています。彼女の持ち味には、他の出演者をイジるすることで笑いを引き出すスタイルがあります。セクハラ行為に対して反応する際には、泉州弁で強気に出る彼女の姿には、多くの人が笑わされます。また、彼女の体型が話題に上ることもしばしばで、漫才の中で自身をネタにすることによって親しみを持たれています。

五十嵐サキは、これからも舞台での活躍や面白いキャラクターで、多くの人々を楽しませることでしょう。

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