五十嵐涼亮

五十嵐涼亮 - 柔道と総合格闘技の才能



基本情報


五十嵐涼亮（いがらし りょうすけ）は、1993年6月9日生まれの日本人柔道家、及び総合格闘家であり、出身地は栃木県です。彼は177cmの身長を持つ左組みの選手で、柔道時代の階級は90kg級でした。特に得意とする技は内股であり、数多くの試合でその技を駆使してきました。

幼少期と柔道の始まり


五十嵐は4歳の時に柔道を始めます。彼の柔道キャリアは専心館芝崎道場からスタートし、小学校5年生の時には全国小学生学年別柔道大会45kg超級で5位入賞を果たしました。6年生ではトーナメント1回戦で敗れてしまいますが、早くから実力を見せていました。

中学校・高校時代


国士舘中学に進学すると、2年生で近代柔道杯で2位、3年生では全国中学校柔道大会の団体戦で3位を獲得し、マルちゃん杯で優勝を飾ります。国士舘高校へ進むと、彼は1年生でありながらジュニア合宿に参加し、実力を高め、世界カデ90kg級の日本代表に選ばれました。

その後の決勝戦では、ベルギーのトマ・ニキフォロフ選手を内股で破り、見事全試合一本勝ちで優勝します。また、全国高校選手権団体戦や金鷲旗でも優勝、さらにシンガポールでのユースオリンピックでは主将として出場し、再びニキフォロフに勝利して優勝を果たしました。この時、彼のチームは高校団体の三冠（全国高校選手権、金鷲旗、インターハイ）を達成しました。

3年生の時には金鷲旗やインターハイ団体戦でも優勝し、輝かしい成績を収めました。

大学時代と総合格闘技への転身


2012年、五十嵐は国士舘大学に進学しましたが、怪我が影響し、以前のような活躍ができない状況が続きました。これが彼の進路に大きな影響を及ぼし、次第に総合格闘技（MMA）に転身することを決意します。

彼は山本“KID”徳郁選手が主宰するKRAZY BEEに所属し、2015年に開催されたマーシャルワールドジャパンカップのミドル級で優勝を収めます。2016年にはパンクラスのディファ有明大会でウェルター級に出場しますが、1回戦で敗れてしまいます。

戦績


五十嵐の柔道における主な戦績は以下の通りです：

五十嵐の情熱と努力は、多くの格闘技ファンに刺激を与え続けています。彼の今後の活躍にも大いに期待が寄せられています。

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