五十嵐裕美

五十嵐裕美について

五十嵐裕美（いがらし ひろみ、1986年12月13日生まれ）は、日本の女性声優であり、彼女のルーツは北海道札幌市にあります。声優業界では彼女はマウスプロモーションに所属し、多くの人気作品に出演してきました。その代表作には『アイドルマスター シンデレラガールズ』の双葉杏や、『パパのいうことを聞きなさい!』の小鳥遊ひな、『奇異太郎少年の妖怪絵日記』の奇異太郎、さらに『AMNESIA』のオリオンなどがあり、彼女の声はファンの心を捉えています。

来歴とキャリア

十代の頃、五十嵐は声優を目指し始めました。初めのきっかけは、TVアニメ『デ・ジ・キャラット』で沢城みゆきを知ったこととされています。中学校時代には、堀江由衣のファンクラブに入会し、声優に対する情熱を燃やしていました。また、母からも声優になることを勧められ、高校では放送部に参加し人前で話すスキルを磨きました。

2007年に行われた『ぷちこ声優オーディション』では、最終選考候補者に選定されるなど、その後2008年にはアニメ『AYAKASHI』や、ゲーム『タツノコ VS. CAPCOM CROSS GENERATION OF HEROES』で正式にデビューしました。翌年にはマウスプロモーションに正式所属し、以降の活躍が期待されました。

音声表現と多彩な活動

五十嵐の声優としての活動は、アニメやゲームのキャラクターにとどまらず、様々なラジオ番組やCMへも広がっています。ゲーム『GUILTY GEAR Xrd -REVELATOR-』では、キャラクタージャック・オーを演じ、声の幅が広がる多彩な演技力を見せています。また、CMやポスターの出演もあり、多岐にわたる活動が特徴です。

特に、2013年に結成された声優ユニット「つきねこ」では、メンバーとして徳島観光大使にも任命されたことがあります。ロングライドを通じて新たな趣味を見つけるなど、趣味と声優業を融合させた活動も目立っています。

プライベートと人間関係

五十嵐は、見た目はクールな印象を持たれている一方で、実際には寂しがり屋な部分もある性格です。同業者の声優からは非常に慕われており、戸田めぐみや高野麻里佳など多くの後輩の良き先輩として信頼されています。特に高野は、五十嵐からのアドバイスが大きな影響を与えたと語っています。

趣味や嗜好

趣味としては、小学校時代からのギャルゲー愛好や、自転車での観光を楽しんでいることが挙げられます。ロードバイクでのサイクリングや、映画を3本見るほどの映画好きで、特に今敏監督の作品に感銘を受けたと語っています。また、サスペンスやミステリーに対しての興味も深く、様々なジャンルの作品を楽しんでいます。

結び

五十嵐裕美は、声優としての多才さだけでなく、その人柄や交友関係においても多くのファンから愛されています。これからも彼女の活躍が期待される理由は、彼女の魅力と才能に他ならないでしょう。

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