井ノ上奈々のメモオフラジオ

井ノ上奈々のメモオフラジオとは

『井ノ上奈々のメモオフラジオ』は、2009年7月24日から2010年12月29日までHiBiKi Radio Stationで配信されていたインターネットラジオ番組です。恋愛アドベンチャーゲーム『Memories Off』シリーズの10周年を記念して企画されました。

パーソナリティは、『Memories Off』シリーズで仙堂麻尋役を演じる声優・井ノ上奈々と、5pb.（現MAGES.）の恩田博之が担当。2011年には期間限定で『またまた井ノ上奈々のメモオフラジオ』も放送されました。

番組概要

パーソナリティ

井ノ上奈々
恩田博之

内容

井ノ上奈々にとって初の冠番組となった本ラジオは、1回あたり30分から45分程度の番組です。

番組紹介では「あることないことおしゃべりしながらメモリーズオフの魅力を伝えていきます！」と謳っており、当初は『メモリーズオフ』の宣伝番組としてスタートしました。しかし、番組初期はパーソナリティの2人が脱線し、ゲームと関係ないフリートークに花を咲かせることも多かったようです。

番組は回を重ねるごとに収録時間や内容が変化し、配信時間も徐々に長くなっていきました。初期は30分前後だったものが、通常回でも45分前後に、長ければ1時間を超えることもありました。

使用楽曲も変化しており、第1回から第50回までは『Memories Off 6 Next Relation』のゲームサウンドが中心でしたが、第51回からは『Memories Off ゆびきりの記憶』に切り替わりました。

またまた井ノ上奈々のメモオフラジオ

2011年5月には、PSP版『Memories Off ゆびきりの記憶』の発売を記念して、『またまた井ノ上奈々のメモオフラジオ』が期間限定で復活しました。全3回、約40分の配信（最終回は約80分）で、楽曲は『Memories Off ゆびきりの記憶』のゲームサウンドが使用されました。

復活の理由としては、同作品のPRに加え、「本家が74回で終了しているので、（井ノ上）奈々にかけて77回までやろう」という企画意図があったようです。

番組内で井ノ上は「他のラジオ番組をやるようになってから、この番組の空気に慣れてはいけなかったことに気付いた」と語り、恩田についても「以前よりもノリが軽くなった」と述懐しています。一方、恩田は井ノ上について「冷たくなった」「（井ノ上奈々に）やられっぱなしだった、パワーアップしている」とコメントしました。

『またまた〜』では、リスナーからのメールは受け付けていましたが、番組コーナーは「柴Pのメモオフ最新情報」のみでした。

コーナー紹介

番組では、リスナー参加型の様々なコーナーが展開されました。

ふつおた: メモオフやパーソナリティへの感想、質問、日常の出来事などを紹介するコーナー。
相談？あっそ。聞いてあげるからはやく言ってよ。: リスナーの悩みに仙堂麻尋（井ノ上奈々）やゲストが答えるコーナー。
選択 運命の分岐点: 井ノ上とゲストが選択式の心理テストに挑戦するコーナー。
ど…どうして私がそんなこと言わなきゃいけないのよ…！: 仙堂麻尋に言って欲しいセリフを募集するコーナー。
奈々とあなたの実験クッキング！『ビストロ ルサック』♪: メモオフに登場しそうなユニークな料理を考案するコーナー。
ゆびきりの記憶…違い。: 妄想のゆびきり（約束）を投稿するコーナー。
コーナー募集コーナー: 新しいコーナーやゲームのアイデアを募集するコーナー。
メモオフ次回作 新キャラ大募集!!!: 次回作に登場する新キャラクターの設定を募集するコーナー。

その他にも、「ディレクターからのお題」や「柴Pのメモオフ最新情報」といったコーナーがありました。

関連商品

番組関連商品として、CDが2枚発売されています。

井ノ上奈々のメモオフラジオCD: 井ノ上奈々の彼氏目線カラオケムービーやミニドラマなどを収録。
井ノ上奈々のメモオフラジオCD vol.2: 涙の打ち上げSPや足つぼ体験ムービーなどを収録。

また、シリーズ10周年を記念した『メモリーズオフ クロニクル』には、特典DVD「井ノ上奈々のメモオフラジオ in 鎌倉」が収録されています。

10周年記念

2009年9月30日にメモリーズオフシリーズは10周年を迎えました。当日には記念の特別番組が配信され、過去のキャラクターデザイン担当や初代ヒロイン役の声優がゲストとして登場し、リスナーからのメッセージ紹介や制作裏話などで盛り上がりました。

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