井上朋也

井上 朋也選手のプロフィールと経歴

井上朋也（いのうえともや）は、2003年1月28日生まれで、大阪府四條畷市の出身のプロ野球選手です。右投げ・右打ちの内野手および外野手として、福岡ソフトバンクホークスに所属しています。彼の持ち味は、走攻守において優れた能力を発揮することです。

プロ入り前の活動

井上選手は、中学時代から才能を開花させ、高校では名門・花咲徳栄高等学校でプレーしました。中学卒業後は、同校に進学し、1年生の夏には全国高等学校野球選手権大会に出場。1回戦では鳴門高校との対戦で3安打2打点の活躍を見せました。その後の2回戦では横浜高校と対戦し、1安打を記録するも敗戦。

高校2年生からは中軸を担い、秋には4番を任されるなど、チームの中心的存在に成長。COVID-19の影響で選抜高等学校野球大会や公式戦が中止となる厳しい状況の中でも、甲子園交流試合には出場し、名プレーヤー像を周囲に印象付けました。高校通算で50本塁打を記録し、地元では名が知られる存在となりました。

プロ入りと成績

2020年にプロ志望届を提出し、同年10月のドラフトで福岡ソフトバンクホークスから1位指名を受けました。契約金8000万円、推定年俸880万円で2021年に入団し、背番号43を背負います。

ソフトバンク時代

プロ入りした2021年は一軍での出場機会はなく、二軍で45試合に出場して打率.246、3本塁打、11打点とまずまずの成績を残しました。次の年、2022年には春季キャンプでA組に選ばれたものの、一軍には上がれず、腰痛や椎間板ヘルニアで出場が制限される厳しい状況が続きました。

2023年にはついにプロ初出場を果たし、9月6日の千葉ロッテマリーンズ戦でスタメンとして先発しました。9月25日にはプロ初本塁打も達成し、初のシーズンで15試合に出場して新たな一歩を踏み出しました。10月16日のチャンピオンシップでもスタメンに名を連ね、チームに貢献。

力強いプレースタイル

井上選手は、守備力も非常に堅実で、外野だけでなく、内野でも多彩な守備を見せています。50メートル走は6秒1という俊足も持ち合わせており、走力も特色の一つです。愛称は「ゴリ」で、これはコーチの松山秀明による命名です。

今後の展望

若干の若さを活かし、これからの活躍が期待される井上選手。チームはもちろん、自身の成長も続け、プロ野球界での知名度を高めつつある彼のさらなる成長をファンは心待ちにしています。各年度別成績や記録、使用曲についても、今後も注目されるでしょう。シーズン終了後の契約更改では、成長を報告しつつ、オフシーズンのトレーニングに励むことが予想されます。

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