井上真鳳

井上真鳳のプロフィール

井上真鳳（いのうえ まこと、1973年11月8日生まれ）は、東京都六本木出身のアーティストです。元々は俳優やパントマイマーとして活動していましたが、現在はテクノプロデューサーおよびメディアアーティストとして新たなキャリアを築いています。

経歴の始まり

井上は慶応義塾大学在学中に、文学座演劇研究所で俳優としての道を歩み始めました。1996年から本格的な舞台活動をスタートし、彼は多くのメディアに出演するようになります。特に、TBSラジオのクラシック音楽番組「OTTAVAvivace」を土日の昼過ぎに担当し、その独特なセンスでファンを魅了しました。

パントマイムの修行

2002年には、日本マイム研究所の所長である佐々木博康に学ぶことで、パントマイムの技術をさらに深めました。特にエチエンヌ・ドゥクルーのコーポラルマイムを中心に、彼はさまざまなマイムやダンスに挑戦しました。2003年からは日本国内で作品を次々に発表し、パフォーマンス活動を活発に行いました。

ヨーロッパへの進出

2010年以降、拠点をプラハに移し、彼の国際的な活動が本格化しました。2002年から2016年の14年間、パントマイマーとして数々の受賞歴があり、国内外で評価を受けました。その後、20年にわたる舞台芸術活動にピリオドを打ち、現在はベルリンを拠点にしたテクノプロデューサー・メディアアーティストとしての新たな挑戦を行っています。

私生活の一端

プライベートでは、2009年に藤下佳乃子と結婚しましたが、2015年に離婚しています。彼は結婚生活の中で一子をもうけましたが、その後新たな人生のステージに進むこととなります。2010年にはチェコのプラハ、2012年からは沖縄に住まいを移し、多様な文化に触れることで自身のクリエイティブな活動にも影響を与えたようです。

受賞歴

井上真鳳はそのパフォーマンスで数多くの賞を受賞しており、特に以下の受賞歴が顕著です。

• - 2010年：インスピレーションアワード（プラハフリンジ）
• - 2011年：国際モノドラマ＆マイムフェスティバル金メダル（セルビア）
• - 2012年～2015年：さまざまな国際マイムフェスティバルでの受賞

これらは彼の才能を物語っています。

主要な出演作品

映画やドラマにも出演しており、その中には『真夜中は別の顔』、NHKの大河ドラマ『北条時宗』や『利家とまつ』などが含まれます。また、有名な映画『突入せよ! あさま山荘事件』や『ゴジラ FINAL WARS』など、多岐にわたって多くの作品に関与しています。

彼のユニークな経歴と創造力は、アートシーンに大きな影響を与え続けています。今後のさらなる展開にも期待が寄せられています。

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