井上雅義

井上 雅義

井上雅義（いのうえ まさよし、1956年4月22日生まれ）は、メディア研究を専門とする四国学院大学の教授であり、ジャーナリストとしても活躍している人物です。東京都の武蔵野市に生まれ育ち、人物の背景と学問的な旅路には多くの興味深いエピソードが詰まっています。

学歴と初期キャリア

井上教授は1975年に東京造形大学に入学し、デザイン学科の映像専攻で学びました。1979年に卒業後は、多木浩二研究室で研究生としてその知識をさらに深め、1980年に社団法人共同通信社に入社しました。ここで記者としてのキャリアをスタートさせ、以後20年以上にわたって情報の発信者としての役割を果たしていきます。

ジャーナリズムと企業活動

1996年、井上教授は共同通信社を退職し、有限会社フォトリンクスを設立しました。この会社では、メディアやデザインに関するさまざまなプロジェクトに取り組み、独自の視点から情報発信を行っています。また、2012年から2016年の間、青山学院女子短期大学で非常勤講師を務め、教育の現場でもその知識や経験を次世代に伝えています。

現在の役割

現在、四国学院大学で教授としてメディア研究を教えている井上教授は、学術界においても多大な貢献をしています。彼の研究は、メディアの役割や影響力を理解し、社会における情報の重要性を再評価する上で重要な視点を提供しています。

所属と学会活動

井上教授は、民族藝術学会や日本ジャーナリスト会議の会員としても知られ、学際的な議論や交流に積極的に参加しています。これにより、研究や実践の場において広く意見を交わし、他の専門家とのネットワークを構築しています。

著書

彼の著書には、さまざまなテーマが含まれており、その中には共同執筆による『現代デザイン事典2013年版 特集「エネルギーシフト」』（平凡社）や、『北欧の民家』（ワールドフォトプレス）、また他の共著として『北欧モダニズム デザイン＆クラフト』（アプトインターナショナル）、『ニッポンの手仕事』（日経BP社）などがあります。

さらに、環境問題に焦点を当てた著作『ビオトープ―環境復元と自然再生を成功させる101ガイド』（誠文堂新光社）もあり、科学と実用的な知識を融合させた彼の視点が窺えます。

まとめ

井上雅義教授は、その幅広い知識と経験を活かしながら、メディア研究の分野で多くの重要な貢献を続けています。今後も新たな著作や教育活動を通じて、さらなる影響を与えていくことでしょう。彼の著書や活動は、メディアやデザインに興味を持つ人々にとって、貴重な情報源となっています。さらに詳しい情報は、フォトリンクスのウェブサイトやAmazonでの著書リストを通じて知ることができます。

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