井川城 (松本市)

井川城（いがわじょう）

井川城は、長野県松本市の市街地に位置する地名であり、現行行政地名としては井川城1丁目から井川城3丁目までが存在します。この地域は住居表示が実施されており、郵便番号は390-0831です。

概要

井川城は、国の史跡である「小笠原氏城跡 井川城跡・林城跡」の一部であり、その跡地が現在の井川城地域にあたります。この地域には、アルピコ交通本社が置かれているほか、平成30年に中条から移転し、名称変更した井川城保育園も所在しています。住宅地としての側面が強い一方、わずかながら田畑も残っており、東側には田川が流れています。また、小河川である穴田川と頭無川も地域内を流れています。2丁目では区画整理が進み、住宅が増加しました。合併前の松本市における人口重心は井川城にありましたが、その後の周辺自治体との合併によっても、その位置は大きく変動していません。

この地は、鎌倉時代には「井川」と呼ばれており、信濃国守護の小笠原氏がこの地に入り、守護館を建設しました。その周辺には、屋敷、町、社寺などが整備されました。地名である「井川」の由来は、この地域に川や小川が多かったことによります。江戸時代には、小島村と呼ばれていました。また、俗地名として、古城、中小屋、下ノ丁、中ノ丁、砂田などが存在していました。井川城館の跡は、現在では田んぼとなっており、当時の面影はほとんど残っていません。

歴史

1985年2月12日に、1丁目から3丁目にかけて住居表示が実施されました。

世帯数と人口

2018年（平成30年）10月1日現在の世帯数と人口は以下の通りです。

世帯数：データなし
人口：データなし

史跡

* 井川城跡（国の史跡「小笠原氏城跡 井川城跡・林城」の一部）

その他

現在、井川城に関する詳細な世帯数と人口のデータは公表されていません。必要に応じて、関連する公的機関の情報を参照してください。

注釈

特になし

出典

特になし

もう一度検索