井森美幸

井森 美幸（いもり みゆき）

井森美幸（いもり みゆき、1968年10月26日生まれ）は、日本のバラエティアイドルおよび歌手で、現在も活躍を続けるタレントです。彼女は群馬県甘楽郡下仁田町出身で、ホリプロに所属しています。登録名は本名と同じですが、身長は約160cmで、血液型はA型です。未婚で一人っ子です。

来歴

井森は堀越高等学校を卒業後、1984年に開催された第9回ホリプロタレントスカウトキャラバンにおいて、約12万人の中からグランプリに選ばれるという栄光を手にしました。このオーディションには鈴木保奈美や相原勇が参加しており、彼女はその中でも際立った存在でした。1985年には、キャニオン・レコードからアイドル歌手としてデビューを果たし、シングル『瞳の誓い』をリリース。この曲は、ライオンのCMソングにもなり、オリコン週間チャートで最高32位を記録しました。

デビューの初期には多くの競争相手が存在し、彼女の同期には本田美奈子や斉藤由貴、南野陽子などがいましたが、井森は人気が低迷し、1986年にはテレビドラマ『遊びじゃないのよ、この恋は』に主演として抜擢。しかし、これが彼女の歌手としての成功に結びつくことはありませんでした。売上が大きく伸びず、厳しい時期を迎えました。

1987年からはバラエティ番組に出演し始め、バラドルと呼ばれるようになります。特に山瀬まみと共に幽霊扱いされることもなく、三枚目キャラクターとして活躍。深い友情を築いている森口博子とは、堀越高校時代の仲間でもあります。

2007年には自身初のベストアルバム「井森美幸 SINGLE COLLECTION 〜井森美幸に2000円!!〜」をリリースし、2008年からは競馬中継番組『ウイニング競馬』のMCを担当しました。競馬好きで知られる彼女は、この番組での予想コーナーも担当し、多くのファンに親しまれました。さらに、同年には群馬県の「ぐんま大使」に任命され、地域の魅力を発信する役割も果たしています。

2021年には東京オリンピックの聖火リレーでランナーを務め、群馬県の富岡製糸場内を走りました。彼女の活動は広範囲にわたりますが、プライベートでは未婚で独身であるため、「未だに誰のものでもありません」という独自のキャッチフレーズが長らく用いられてきました。

人物

井森はバラエティ番組ではしばしば三枚目キャラとして扱われ、そのため女性らしさに欠けるとの声もあります。私生活では、寝るときにパジャマをズボンにインしているというお茶目な一面があり、調和の取れた容姿にも自信を持っています。

特技としては「雑誌破り」や「馬を寝かしつける」ことがあり、プロ野球の熱心なファンであり、特に読売ジャイアンツを応援しています。彼女は運転免許も取得しており、海のことにも興味があります。芸能人仲間では、堀越高校時代からの友人である荻野目洋子や森口博子と親しい関係を築いています。

井森の従甥も野球部に所属しており、彼女は自身の若いファンとのつながりも大切にしています。また、彼女は多数のバラエティ番組で定期的にゲスト出演しており、今もなおその魅力を発揮し続ける存在です。

もう一度検索