亘理バイパス

亘理バイパスの詳細

亘理バイパスは、宮城県亘理町内を通過する国道6号のバイパスとして、1971年12月に開通しました。このバイパスは、市街地の交通集中を緩和し、円滑な交通を確保することを目的として建設されました。

概要

起点: 宮城県亘理郡亘理町長瀞
終点: 宮城県亘理郡亘理町逢隈中泉
全長: 9.2 km (うち新道建設区間は7,040 m)
車線数: 2車線
幅員: 16 m
供用開始: 1971年12月

歴史

1960年代初頭、宮城県内の国道6号は、大規模な改築工事が行われました。亘理郡南部では、旧陸前浜街道を基にしたルートから、坂元、山下、吉田の各集落を迂回する現在のルートに改良されました。しかし、亘理町内は、常磐線との立体交差である下郡跨線橋が新設された程度で、旧街道を基本としたルートのままでした。亘理町の中心部は、城下町特有の複雑な道路形状をしていたため、早急なバイパス建設の必要性が高まっていました。

1966年に事業が開始され、1971年11月に完成、翌12月より供用が開始されました。

バイパスは、下郡跨線橋を境に大きく二つの区間に分かれています。

亘理地区: 亘理町南町交差点から亘理町神宮寺交差点までの3,840mの区間。旧道を西側に迂回します。
上の町地区: 亘理町田沢交差点から阿武隈橋南詰（亘理町逢隈中泉）までの3,200mの区間。旧道を東側に迂回します。

阿武隈橋は、1932年に架橋された旧橋でしたが、1981年11月に現在の橋に架け替えられました。

交差する道路

以下は、バイパスと交差する道路の一覧です。
起点側から終点側に向かって、上り側から下り側の順に記載しています。特記がないものは町道です。

（具体的な交差する道路の名称は、提供された情報には含まれていません。）

交通量

2005年度の道路交通センサスによると、以下の地点での平日24時間交通量（台）は次の通りです。

亘理郡亘理町逢隈下郡字明神: 21,021台

関連情報

バイパス道路
日本のバイパス道路一覧
東北地方の道路一覧

外部リンク

国土交通省 東北地方整備局 仙台河川国道事務所
事務所の沿革

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