株式会社京進の概要
株式
会社京進(きょうしん)は、
京都市を本社とする総合教育
企業であり、
学習塾や保育、介護サービスなどを提供しています。創業以来、「学力と人間性の向上」と「ひとりひとりを大切にする」ことを
企業の核としており、教育の質を確保しつつ、個々の成長を支援しています。
教育事業の展開
京進は中学・高校受験に特化した「TOP∑」を中心に、
京都府や滋賀県、大阪府などに校舎を設けています。この塾は、集団指導形式で受験対策を行い、四谷大塚との提携により教材を充実させています。大学受験部門でも、京進TOP∑のブランド名のもと、現在は
京都府・滋賀県・愛知県において現役合格を目指す指導を行っており、多くの生徒がここで学び、合格を果たしています。
また、個別指導部「スクール・ワン」は、全国規模で直営教室とフランチャイズ教室を展開し、きめ細やかな指導を実現しています。さらに、京進は小学受験を目指す「ぷれわん」プログラムや、英会話スクール「UNIVERSAL CAMPUS」にも力を入れており、全世代に教育サービスを提供しています。
海外展開
教育事業の海外展開として、京進はドイツのデュッセルドルフ、中国の広州、アメリカのニューヨークに拠点を持っています。これにより、国際的な教育ニーズにも応え、子供向けの日本語教育や英会話プログラムなど、様々な形態の教育サービスを展開しています。
事業の多様化
京進は2000年代以降、様々な領域への事業展開を行っています。
2009年からは日本語教育に乗り出し、2011年には保育事業に参入。
2017年には介護事業に進出し、複数の介護施設を運営しています。このように、教育関連だけでなく、幅広い事業分野へと展開し、自社ブランドを育てています。
沿革
営業を開始したのは
1975年で、立木貞昭氏が
京都市に「京都進学教室」を開校したことに端を発します。その後
1981年に法人化し、様々な教育サービスへと成長してきました。また、
1998年には英会話教育に進出、
2004年にはフランチャイズ事業も開始しました。
近年ではブランド名の変更や新サービスの開発など、革新的な変化を遂げており、特に
2019年以降はフードサービス事業やキャリア支援事業など新たな業態への進出が見られます。
質の高い教育を目指して
全ての事業において、京進は「ひとりひとりを大切に」という考え方を基に、教育の質の向上に努めています。これは講師の質や教育プログラムの強化に表れています。今後も、新しい挑戦を続け、教育機関としての存在感を高め続けていくことが期待されています。