京都アクアリーナ

京都アクアリーナの概要

京都アクアリーナは、京都府京都市右京区に位置する多機能スポーツ施設であり、屋内プール、スケートリンク、アーチェリー場、そしてフィットネスルームが揃っています。これは京都市西京極総合運動公園内にあり、地域住民や観光客にとって重要な交流の場となっています。施設の正式名称は「京都市西京極総合運動公園プール兼アイススケートリンク」です。

管理運営の歴史

この施設は、2006年からビバスポーツアカデミーが管理を担当しており、2011年からはビバスポーツアカデミーとオリックス・ファシリティーズ、パティネレジャーによるJVによって運営されています。そして2015年からは、ミズノ、京都市スポーツ協会、近建ビル管理、ミズノスポーツサービス、エースの共同体によって管理されています。

歴史的背景

京都アクアリーナの始まりは1944年にさかのぼります。その当時は京都市運動場の一部として水泳場が設置されました。1982年に開催された第43回国民体育大会を契機に、京都市運動場は全面改修の過程で以前の施設が撤去されることになりました。その後、環境デザイン研究所の仙田満氏や、團紀彦建築設計事務所の團紀彦氏などの設計により、1999年から建設工事が始まり、2002年には正式に開設されました。

設備と施設

京都アクアリーナは主に3つの建物から構成されており、この中にはメインプール棟、ウェルネス棟、アーチェリー場があります。さらに、これらの施設の周囲には、緑化された多目的広場や、「緑の丘」と称される約3,000平方メートルの芝生エリアも設けられています。

メインプール棟

メインプール棟には国際B級公認の50m×25mのメインプールがあり、10コースのスイミングが可能です。さらに、飛び込みプールもあり、その大きさは25m×22mで、水深は5mとなっています。冬にはメインプールはスケートリンクに転換され、スケートを楽しむことができます。

ウェルネス棟

ウェルネス棟では、25m×17mのサブプールや、子供たちが楽しめるキッズプール、トレーニングルーム、フィットネススタジオが揃っています。サブプールは通年使えるため、いつでも水泳を楽しむことができます。

アーチェリー場

アーチェリー場には90mや50mのコースがあり、ナイター照明も完備されています。これにより、夜間でも練習や競技を行えます。

その他の設備

この施設には、芝生広場「緑の丘」、多目的広場、会議室、そして飲食を楽しむためのレストラン（サンアクア）もあります。また、来場者用の駐車場も完備されています。

開館時間と休館日

京都アクアリーナは、午前9時から午後9時まで開館しています。毎週火曜日は休館日ですが、祝日の場合はその翌日が休館となります。さらに、毎年年末年始（12月27日から1月4日）も休館となります。

アクセス方法

この施設には、電車でのアクセスも便利です。阪急京都本線の西京極駅から徒歩わずか5分です。また、京都市営バスを利用する場合は「西京極運動公園前」や「川勝寺」で下車し、徒歩10分ほどで到着できます。

まとめ

京都アクアリーナは、スポーツ愛好者や家族連れの憩いの場として、また健康促進の場として利用されています。その多彩な施設は、地域の人々にとっても貴重な運動の場を提供しています。

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