京都プロレス

京都プロレス：古都を舞台に繰り広げられる熱い戦い

京都プロレスは、京都府を中心に活動しているプロレス団体です。併設団体として、京都女子JAPANプロレスと京都JAPANプロレスがあります。ここでは、京都プロレスの歴史、所属選手、そしてタイトルについて詳しく解説します。

歴史

2011年9月、南条隼人をエースとしてプレ旗揚げ戦を開催。同年12月にはKBSホールで旗揚げ戦「ダイナマイト」を開催し、同時に京都女子JAPANプロレスを併設しました。

2012年には、旧京都プロレスの経営難が表面化し、京都女子JAPANプロレスの経営元が引き継ぐ形で新生京都プロレスが始動。牛若丸が次期エースとなり、冨宅飛駈をリーダーとする格闘技色の強い京都JAPANプロレスも設立されました。

しかし、新体制となっても資金難と人気低迷は変わらず、興行の不手際に対する不満も噴出。代表の中村健次に対する不信感から選手が退団するなど、団体運営は不安定な状況が続きました。大阪のインディー団体「FU☆CK!」の協力で大阪大会を開催し、内部トラブルを公開するなどの苦肉の策も試みました。

旗揚げ1周年記念大会では、無料興行や新王座の創設、いじめ経験を持つ中学生のデビューなどが話題を呼び、一時的にマスコミの注目を集めました。しかし、2014年以降は具体的な動きが見られず、事実上の活動休止状態となりました。

2017年3月、花園会館で活動を再開。同年11月には常設試合会場「京都アリーナ」がオープンし、新たなスタートを切りました。

タイトル

京都プロレス認定大文字ヘビー級王座

所属選手

京都プロレス

正規軍
牛若丸
閻魔道
くらま天狗
ブラックバード
SANGA
NAOKI
京都維新軍
蔵王
いじめ大王
妖怪ストリート
青坊主
め小僧
女子選手
舞子はん
芸子はん

京都女子JAPANプロレス

小町ばばぁ
KOMACHI娘
ASTO
Jタイガー
スマイリー

京都JAPANプロレス

弁天さん
大黒さん
イーグル
ジ・ホーク
妖怪ストリート
妖怪TENGU
暗黒幕府
金較慈
銀較慈
格闘家
武重賢治

スタッフ

レフェリー
KC

歴代所属選手

南条隼人（現：赤城）
* 小町娘（現：フェアリー日本橋）

エピソード

2012年、京都プロレスのマスクとコスチュームが大量にプロレスショップで売買される事案が発生。背景には、選手への給与未払いなどの金銭的な問題があったとされています。

冨宅飛駈は、団体批判の急先鋒に立つ一方で、面白い仕事であればどこにでも出るという姿勢を貫き、京都プロレスの活動休止後も「小町娘の元師匠」を名乗ったり、京都プロレスのTシャツを着用して入場したりしていました。

京都プロレスは、波瀾万丈な歴史を経て、再びマット界にその名を刻んでいます。今後の活躍に注目しましょう。

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