南条隼人

南条隼人（なんじょう はやと）

南条隼人（本名：植栗正和）は、1967年12月8日生まれの日本の覆面レスラーです。1993年のデビュー以来、数々のリングネームと団体を渡り歩き、その名をプロレス史に刻んでいます。

プロレスラーとしての軌跡

南条隼人のプロレス人生は、1993年2月13日にPWCでの牛若丸としてのデビュー戦で幕を開けました。対戦相手は弁慶（保坂秀樹）。その後、FMWに活躍の場を移し、「超電戦士バトレンジャー」の宿敵「ダークレンジャー」として、10月15日に再デビューを果たします。

1994年7月17日には、2代目マッハ隼人として新たなスタートを切りました。しかし、1995年7月には覆面を脱ぎ、素顔でリングに立つことを決意。フリーランスとなって新日本プロレスなど、様々な団体で活躍しました。

大阪プロレス時代には、ヒーロー系覆面レスラー「ミラクルマン」として人気を博します。しかし、2011年1月9日、TAKAみちのくによって正体を暴露され、同年1月26日には、大阪ミナミ ムーブ・オン アリーナで「ミラクルマン興行」を開催し、TAKAみちのくと対戦しました。

団体設立とタイトル獲得

2011年6月3日、南条隼人は自らプロレス興行会社「FFFプロレスリング」を設立し、同年8月27日に大阪府立体育会館第二競技場で旗揚げ戦を行いました。さらに、9月には地域密着型のプロレス団体「京都プロレス」を旗揚げするなど、その活動は多岐にわたります。

同年12月28日には、大阪ミナミ ムーブ・オン アリーナで開催された『三都物語』で、土井成樹とのタッグでFFFタッグ選手権に挑戦。ヤス久保田、ヒデ久保田組（クボタブラザーズ）を破り、2代目王者に輝きました。

2013年4月14日、KAIENTAI DOJO後楽園ホール大会では、長年の夢であったインディペンデント・ワールド・ジュニアヘビー級王座に挑戦。王者のリッキー・フジを破り、見事チャンピオンとなりました。

その後の活動

FFFプロレスリングは2013年9月1日に解散。その後、アパッチプロレス軍の大会に出場し、レスラーとしての活動を再開しました。2015年12月には、北阪神プロレスリングを設立することを発表し、2016年2月13日にはリングネームを赤城に改名。同年4月10日には、川西市アステホールで北阪神プロレスリングの旗揚げ戦を開催しました。2019年7月7日にはOSWに入団し、2020年2月には活動拠点を関東に移しました。

得意技とタイトル歴

南条隼人の得意技は、ハリケーンプレス（スカイツイスタープレスと同型）やハリケーンドライバーなどがあります。

主なタイトル歴は以下の通りです。

FFFタッグ王座
インディペンデントワールド世界ジュニアヘビー級王座
WDWW王座

映画出演

南条隼人は、プロレスラーとしての活動だけでなく、映画にも出演しています。

兜王ビートル（2005年） - 兜勇一 / 兜王ビートル役
おっさんのケーフェイ（2019年） - 森田真司役

関連人物

マッハ隼人：1994年7月17日から1995年7月まで2代目マッハ隼人として活動。1995年7月から2016年2月13日まで、マッハ隼人をもじって南条隼人を名乗っていました。

外部リンク

南条隼人&ミラクルマン (@hayatonanjyo) - X（旧Twitter）
* 赤城おろし

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