京都市歴史資料館

京都市歴史資料館は、京都の歴史に関する調査研究、歴史資料の収集、保存、そしてそれらの活用を目的として設立された博物館です。京都市上京区に位置し、1982年11月に開館しました。この施設は、建築家である富家宏泰氏によって設計されました。

資料館の前身は京都市史編さん所であり、同編さん所が『京都の歴史』を編纂する過程で集積された多数の古文書が、この施設の設立の背景にあります。これらの貴重な資料を広く一般の人々が活用できるようにすることが、資料館の重要な役割です。

館内には、京都市の歴史に関する様々な資料や図書が収蔵されており、テーマ展や特別展を通じて、その内容が一般公開されています。また、館内にある京都の歴史に関する図書は、閲覧することも可能です。これにより、研究者だけでなく、一般の人々も気軽に京都の歴史に触れることができます。

開館時間は午前9時から午後5時までで、休館日は月曜日、祝日、そして12月28日から1月4日までとなっています。訪れる際は、これらの休館日に注意が必要です。

交通アクセスは以下の通りです。

市バス「河原町丸太町」下車、徒歩約5分。
地下鉄烏丸線「丸太町」駅下車、徒歩約10分。
地下鉄東西線「京都市役所前」駅下車、徒歩約10分。
京阪電車「神宮丸太町」駅下車、徒歩約10分。

これらのアクセス方法を利用することで、京都市内の様々な場所から資料館へ容易に訪れることができます。京都市の歴史に興味のある方にとって、京都市歴史資料館は貴重な情報と知識が得られる場所と言えるでしょう。

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