京都府立丹波自然運動公園

京都府立丹波自然運動公園は、広大な面積を誇る都市公園で、自然を満喫できる場所として、多くの来訪者に親しまれています。京都府船井郡京丹波町に位置し、1970年に開園しました。これは、京都府の設立100周年を祝う事業として生まれたもので、現在も公益財団法人京都府立丹波自然運動公園協力会が管理・運営を行っています。公園の面積は約52.7haに及び、さまざまな施設が充実しています。

主な施設

公園内には多くの施設があり、訪れる人々のニーズに応じて利用することができます。なお、有料施設の利用には事前の予約と料金が必要であるため、公式ホームページでの確認をお勧めします。

公園管理施設

- 公園センター: 案内所や研修室、会議室、休憩所として利用されます。
- 喫茶コーナー: 休憩がてら飲食を楽しめるスペースがあります。
- 駐車場: 無料で利用可能。

有料施設

- 陸上競技場: 3種公認の陸上競技が行えるスタジアム。
- 多目的グラウンド: さまざまなスポーツイベントに対応しています。
- 軟式野球場: 3面の野球場を完備。
- 球技場: ソフトボールやグラウンド・ゴルフなどが楽しめる場所。
- テニスコート: 16面のテニスコートがあり、プレイを楽しむことができます。
- 体育館: 多目的に使用可能な体育館。
- パターゴルフ場: 18ホールのパターゴルフ場も整備。
- ファミリープール: 7月15日から8月31日まで開放されるプール。
- 丹波天文館: 無料で利用でき、13:30から16:00まで開館しています。

無料施設

- 子どもの広場: ジャイアントスライダーやコンビネーション遊具があります。
- 森の遊び場: アスレチック遊具が置かれた自然豊かな遊び場です。
- 芝生広場: ピクニックやレクリエーションに最適なスペース。
- ピクニックの丘: 家族や友人と集うのに適した場所。
- クロスカントリーコース: 自然の中を走ることができるコース。
- ゲートボール場: 2面のゲートボール場。
- 園内散歩道: 自然を感じながら散策できる道が整備されています。

宿泊施設

公園内には宿泊施設もあり、最大300人まで収容可能な37室があります。食堂や会議室、売店も併設されており、長期滞在にも便利です。

アクセス

公園へのアクセスは、〒622-0232に位置し、京都縦貫自動車道丹波ICから国道9号を利用して約10分の距離です。公共交通機関を利用する場合は、JR園部駅から中京交通のバスを利用し、「丹波自然運動公園前京丹波町役場前」で下車する方法もあります。

沿革

1970年の開園以来、丹波自然運動公園は徐々に進化してきました。1980年には体育館、1986年には丹波天文館が完成しました。また、1991年にファミリープールとパターゴルフ場がオープンし、この年の年間入場者数は約60万人に達しました。1992年には南区画の整備が完了し、球技場や森の遊び場が整ったことにより、さらなる利用者の増加に繋がりました。

2010年には、開園40周年を迎え、京都府による新スタジアム建設候補地としての提案が行われました。しかし、最終的には亀岡市が選ばれ、サンガスタジアムが完成しました。

京都府立丹波自然運動公園