人間横丁

人間横丁とは

人間横丁（にんげんよこちょう）は、日本の男女お笑いコンビで、プロダクション人力舎に所属しています。スクールJCA29期の出身者で構成されており、個性豊かなメンバーが持ち味の漫才を披露しています。

メンバー紹介

内田 紅多

内田紅多（うちだ べえた）は、1997年3月15日生まれの27歳で、東京都世田谷区出身です。身長158 cmで、ボケとネタ作りを担当しています。東京造形大学のメディアデザイン専攻で学び、実母は作家として知られる内田春菊です。趣味はゲーム、漫画、弾き語り、展示に行くこと、ロリータファッションの観察で、特技はイラスト、ソフトクリームの絞り、動画編集など多才です。

山田 蒼士朗

山田蒼士朗（やまだ そうしろう）は、1999年7月23日生まれの25歳で、東京都江戸川区出身。身長は176 cm、血液型はO型です。主にツッコミを担当しており、趣味は写真や公園に行くこと、特技は利き水や自転車での移動、じゃんけんが強いことです。

来歴

内田は大学時代にお笑いに魅了されましたが、当初は就職活動に追われて勇気が出ず、進むことができていませんでした。就職先が見つからなかったことを機に養成所への入学を決意しました。一方、山田は保育園の時にM-1グランプリを観て芸人を志しましたが、高校では部活動に励み、次第にテレビから離れていきました。卒業後は介護士として働いていましたが、再び芸人への夢を抱き、お笑い養成校に通うことになりました。

二人は養成所時代、別々のクラスにいましたが、オンライン授業の中でZOOMを通じて自己紹介を行いました。内田の発言を聞いた山田は、漫才を共にする姿を思い描き、内田にコンビを組むことを提案。内田もまた、相手の雰囲気を感じ取り、数日間悩んだ末に共演を決意しました。

芸風

人間横丁の漫才は、主に二人の仲の良さを感じさせる、ほのぼのとしたスタイルが特徴です。観客からは「付き合いたてのカップルのような雰囲気」と評されるような仲の良さが伝わります。ネタは主に内田がテーマを思いついたら翌朝に書き起こし、それに対して山田が意見を述べる形で完成させています。二人は、現実味を帯びたSF作品に強い興味を示し、共通の趣味を持っていることからネタ作りも楽しいと感じています。

賞レースでの成績

彼らはM-1グランプリで2021年と2022年に3回戦に進出し、2023年には準々決勝まで進出するなど、確実な実力を示しています。また、UNDER5 AWARDでは2年連続で準決勝に進出しています。2022年の白黒-1グランプリでも決勝に進み、その実力を世間にアピールしました。

メディア出演

人間横丁はテレビ番組へも数多く出演しています。ネタパレやゴッドタン、ラヴィット!など、幅広いジャンルの番組で彼らの漫才を楽しむことができます。また、ラジオ番組「人間横丁のたまのお茶会」や連載「人間横丁のまるでお昼休みかのような」など、多彩な活動を展開しています。

単独ライブ

2023年には新ネタライブ「きらり」、「ゆっくりアザラシ」を行い、2024年には第1回単独ライブ『懐柔』の開催も予定されています。その活躍により、今後のさらなる成長が期待されるお笑いコンビであると言えるでしょう。

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