仁部屋和弘

仁部屋和弘: フットサルの才能を誇る大分のアラ

仁部屋和弘（にぶや かずひろ）は、1987年12月13日生まれで、大分県大分市にルーツを持つフットサル選手です。現在はFリーグのバサジィ大分に所属し、ポジションはアラとして活躍しています。

経歴のスタート

仁部屋は大分市立荏隈小学校から始まります。その後、大分市立城南中学校を経て、フットサルへの情熱を持ちながら大分トリニータ U-15に参加しました。中学時代からその才能を開花させ、高校では大分県北部の宇佐市にある柳ヶ浦高校 Soccer Club でプレーを重ねました。彼の学年にはサッカー選手の金尚佑（元徳島ヴォルティス）や野球選手の山口俊（横浜DeNAベイスターズ）がいて、彼らとの切磋琢磨が仁部屋の成長を促しました。

全国舞台での挑戦

2005年には第84回全国高等学校サッカー選手権大会で柳ヶ浦高校の10番を背負い、チームを全国大会に導きました。これは柳ヶ浦高校にとって、創設以来初めての快挙となりましたが、初戦では強豪青森山田高校に惜しくも敗れてしまいました。この経験が仁部屋にとって重要なステップとなることは間違いありません。

フットサル界への飛躍

2008年には、フットサル日本代表候補合宿に参加する機会を得て、その後も日本代表としての活動を続けました。特筆すべきは、2012年のアラブ首長国連邦で行われたAFCフットサル選手権に出場し、見事日本代表が4大会ぶりに優勝を果たしたことです。10月にはFIFAフットサルワールドカップ愛知合宿メンバーに選出されましたが、選考の末に最終メンバーには選ばれませんでした。

続く栄光と私生活

2014年、仁部屋はAFCフットサル選手権での2連覇を成し遂げ、その中心選手として多大な貢献をしました。特に韓国戦では2得点を挙げる活躍を見せ、グループリーグの中で連winへ繋がる重要な役割を果たしました。
その後、2015年に入籍した妻との結婚式を行い、私生活でも大きな節目を迎えました。また、同年のFリーグでは通算200試合出場を達成し、2017年には150得点を達成するなど、フットサル界で確固たる地位を築いています。

所属クラブとタイトル

仁部屋は2000年から2003年まで大分トリニータ U-15、2003年から2006年まで柳ヶ浦高校に所属し、その後2006年からはバサジィ大分で活躍を続けています。彼の努力はFリーグでも評価され、ベスト5に3度輝く素晴らしい成績を残しています。特に2010-11、2014-15、2015-16シーズンにはその名を刻んでいます。

まとめ

仁部屋和弘は、フットサルの世界でその実力を証明し続ける選手であり、チームに不可欠な存在として活躍しています。彼のキャリアは、フットサル界の中でも輝かしいものとなっており、今後の活躍に期待が寄せられています。

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