バサジィ大分

バサジィ大分について

バサジィ大分（Vasagey Oita）は、日本の大分県大分市をホームタウンとし、日本フットサルリーグ（Fリーグ）に加盟しているフットサルクラブです。2003年にエスペランサとして創設され、その後多くの試練を経て現在の形に至りました。

歴史の始まり

バサジィ大分は2003年にエスペランサという名前で設立され、たちまち急成長を遂げました。2006年には九州フットサルリーグでの優勝を果たし、その年の9月には運営会社「大分スポーツプロジェクト」を設立しました。そして11月には創設されたFリーグに参加することが決定し、この際に現在のチーム名「バサジィ大分」に改名しました。2007年9月23日に開幕したFリーグでは、初期からの参戦を継続しています。

チームの特徴と文化

バサジィ大分はその独自の文化で知られており、クラブのマスコット「バサル」は猿をモチーフにしています。チームカラーは明るいオレンジで、大分弁に由来する「ばされー」「ばさねー」（すごい）と「さじい」（俊敏だ）を兼ね備えた名前となっています。また、地元の名産品であるサバとアジの音も含まれており、地域密着型のクラブであることを強調しています。

2018年からはFリーグが2部制を導入し、新設されるFリーグディビジョン1（F1）への参加が決まりました。これはクラブの新たな挑戦を意味し、さらなる成長を期待させるものでした。ホームゲームでは、会場MCが指定した観客が試合に出場するメンバーを紹介するなど、観客との一体感を大切にしていますが、新型コロナウイルスの影響でこのユニークな試みは一時停止されています。

プレイとルール

チームの選手はすべて髭を伸ばすことを義務付けられており、染髪や副業は禁止されています。これにより、選手たちはFリーグのレベルを維持しつつ、強いチームワークを培う環境が整えられています。また、2022-24年の現在、名古屋オーシャンズ等と同様、実質的なプロチームとして扱われており、サポーターによる引退選手への温かいメッセージが評価されています。

成績と名誉

2006年以降、バサジィ大分は多くのタイトルを獲得し、印象的な成績を残しています。Fリーグベストファイブにも複数の選手が選出されており、特に仁部屋和弘選手は数度の受賞歴があります。その他にもFリーグ特別賞や新人賞の受賞選手もおり、クラブは才能ある選手を輩出し続けています。

ユニフォームとスポンサー

チームカラーのオレンジ色を基にしたユニフォームは、常に進化しています。運用サプライヤーはこれまでに複数回変更されており、現在はアスレタが担当しています。特定の試合では「白ユニDAY」と称して白いユニフォームを着用する取り組みも行っています。

総括

バサジィ大分は、その深い歴史と地域に根付いた文化、さらにはフットサルに対する真摯な姿勢で知られるクラブです。今後の成長と発展が期待されるチームとして、地元のサポーターと共に歩んでいくことでしょう。

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