今村陽良

今村 陽良

（いまむら たから）

今村 陽良は、日本のプロラグビー選手です。1997年1月17日に京都府京都市で生を受けました。現在は、国内トップリーグであるジャパンラグビーリーグワンに加盟するコベルコ神戸スティーラーズの一員として活躍しています。

プレースタイルと体格

彼の専門とするポジションはロック（LO）です。ロックはスクラムの第二列に位置し、プロップやフッカーとともに強固なフロントローを支える役割を担います。また、ラインアウトではジャンプしてボールを獲得する重要な役割も果たします。長身を生かしたプレーが求められるポジションであり、今村選手も身長187cm、体重103kgという恵まれた体格を誇ります。この体格は、コンタクトプレーの多いフォワードにおいて、力強いプレーを展開する上で大きなアドバンテージとなります。

経歴

今村選手のラグビーキャリアは、強豪校として知られる東福岡高校から本格的に始まりました。2015年に同校を卒業した後、全国大学ラグビーフットボール選手権大会で常に上位に名を連ねる帝京大学へ進学します。大学在学中には、その才能が認められ、U20日本代表やジュニア・ジャパンといった、年代別のナショナルチームにも選出されるなど、国際舞台での経験も積みました。これは、彼のポテンシャルの高さを物語るものです。

2019年、帝京大学を卒業した今村選手は、当時のトップリーグに所属していた神戸製鋼コベルコスティーラーズ（現在のコベルコ神戸スティーラーズ）に加入し、プロキャリアをスタートさせました。名門クラブの一員として、さらなる成長を目指すことになります。

プロ入り後、公式戦でのデビューは比較的早く訪れました。2020年2月2日に行われたジャパンラグビートップリーグの第4節、NTTドコモレッドハリケーンズ戦で、彼は途中出場ながら公式戦への第一歩を記しました。この試合は、彼のプロ選手としてのキャリアにおける記念すべき一戦となりました。

現在もコベルコ神戸スティーラーズのメンバーとして、ジャパンラグビーリーグワンの舞台で日々鍛錬を重ね、チームの勝利に貢献すべく奮闘しています。若手ながら豊富な経験を持つロックとして、今後のさらなる活躍が期待される選手の一人です。

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