仙台市立上愛子小学校

仙台市立上愛子小学校の概要

仙台市立上愛子小学校は、宮城県仙台市青葉区に位置する公立の小学校です。2021年時点での児童数は89人にのぼり、8つの学級と24名の教職員が在籍しています。

所在地と歴史

この学校の住所は、宮城県仙台市青葉区上愛子字白沢14番地です。上愛子小学校の歴史は1869年にさかのぼり、当時の上愛子村によって白沢に設立されました。1889年には、周辺の村が合併して広瀬村が誕生し、愛子小学校はその分校として位置づけられました。さらに1932年、上愛子国民学校として独立し、1947年には小学校へと名称を変更しました。

この学校は、開校以来長い歴史を持ち、地域の教育の中心として重要な役割を担っています。特に1960年には児童数が485人に達しましたが、その後、数十年をかけて徐々に児童数は減少し、2006年には133人となりました。

年表

• - 1879年（明治12年）3月: 上愛子小学校が開校。
• - 1889年（明治22年）: 広瀬小学校に統合、上愛子分教場となる。
• - 1941年（昭和16年）4月1日: 広瀬国民学校上愛子分校に改称。
• - 1942年（昭和17年）: 上愛子国民学校として独立開校。
• - 1947年（昭和22年）: 広瀬村立上愛子小学校に改称。
• - 1955年（昭和30年）: 宮城村立上愛子小学校に改称。
• - 1963年（昭和38年）: 宮城町立上愛子小学校に改称。
• - 1987年（昭和62年）: 仙台市への編入に伴い、仙台市立上愛子小学校に改称。
• - 1989年（平成元年）: 秋保町白沢地区の児童を編入。
• - 2020年（令和2年）: 大倉小学校と作並小学校を併合。

学区

上愛子小学校の学区には、さまざまな地域が含まれています。ニッカ、大倉、上愛子（特定の字を含む）、熊ケ根、作並などがその代表的な地域です。これらの地域から通う児童は、主に仙台市立広瀬中学校や仙台市立広陵中学校に進学します。

周辺環境とアクセス

学校の周辺には国道48号線やJR東日本仙山線が通っており、アクセスも便利です。仙台市営バスの各系統が「上愛子小学校前」停留所に停まり、ここから学校まで徒歩で約1分の距離にあります。また、JR仙山線の陸前白沢駅からは徒歩で約18分かかります。周囲は山林に囲まれ、自然豊かな環境の中で学ぶことができるのも特徴です。

このように、仙台市立上愛子小学校は歴史と共に地域に根付いた教育を提供し、子どもたちの成長を支えている重要な学校であると言えます。

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