伊丹哲也

伊丹哲也 (Tetsuya Itami)

伊丹哲也は、日本のシンガーソングライターであり、その音楽活動は多岐にわたります。年齢は非公開ですが、1980年に伊丹哲也 & Side By Sideとしてデビューし、代表曲「街が泣いてた」は多くの人に知られています。

生い立ちと音楽への目覚め

大阪府豊中市で生まれた伊丹は、幼少の頃から歌が好きで、フォークブームの影響を受けアコースティックギターでオリジナル曲を作るようになりました。さらに、アメリカンロックからも影響を受け、ロックンロール&ブルースバンドのボーカルとしても活動しました。20歳頃には作曲が日課となり、音楽への情熱を深めていきました。

キャリアの始まり

関西8.8ロックデイコンテストでは、ボーカルとして個人賞を受賞（バンドは予選落ち）するなど、その才能は早くから注目されていました。1980年には「SIDE BY SIDE」を結成し、メンバーには後にCHAGE and ASKAのバックバンドとして活躍し、「SAY YES」の編曲を手がけた十川知司もいました。

同年、ヤマハポピュラーソングコンテストで「街が泣いてた」がグランプリを受賞し、大きな転機を迎えます。その後、「伊丹哲也 & Side By Side」と改名し、世界歌謡祭でもグランプリを獲得。同年11月28日にキャニオン・レコードから「街が泣いてた」でデビューを果たしました。この時期には、4枚のアルバムと9枚のシングルをリリースしています。

バンド活動とソロ活動

1986年にSide By Sideを解散後、新たなメンバーとロンドン系のバンド「T.I.auf KINO」（後に「KINO」に改名）を結成しますが、1988年に音楽性の違いから脱退し、ソロ活動を開始しました。ソロとしては2枚のアルバムとシングルをリリースしています。

プロデュースとツアー参加

1990年には、哀川翔のアルバム「のらいぬ」をプロデュースし、ツアーにも参加しました。また、1993年には日仏会館でソロコンサート「手のひらのダイアモンド」を開催するなど、精力的に活動しました。

近年の活動

1999年には、インディーズアルバム「バラとシャンパンとブルース」を発表。2000年から2007年まで、アコースティックの弾き語りライブ「我が路上」を江古田マーキーで開催しました。2017年からはT.I.Beatという別名でも活動し、2020年9月からはTwitterも開始しています。

ディスコグラフィー

シングル

伊丹哲也 & Side By Side
街が泣いてた
その他

伊丹哲也
その他

アルバム

伊丹哲也 & Side By Side
その他

伊丹哲也
その他

提供曲

哀川翔「どしゃぶりの胸」（1990年、作詞・作曲）

ツアー参加

哀川翔「のらいぬ全国ツアー」（1990年）
中島みゆき「中島みゆきCONCERT TOUR '93『EAST ASIA』」（1993年）

出演番組

オールナイトニッポン水曜2部（1981年10月～1982年3月31日深夜）

外部リンク

TETSUYA ITAMI OFFICIAL WEB SITE
伊丹哲也 (@mukuchinabeat) - X（旧Twitter）
fightingrecords - YouTubeチャンネル
* T.I. Beat OFFICIAL - YouTubeチャンネル

伊丹哲也は、その音楽性だけでなく、幅広い活動を通して、日本の音楽シーンに貢献し続けています。

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