この一覧は、『
延喜式』に記載された
伊勢国の神社、いわゆる「式内社」とその論社をまとめたものです。また、『
延喜式』編纂時に存在したものの、同帳に記載されなかった「式外社」についても触れています。
式内社について
『
延喜式』神名帳には、
伊勢国に
大社18座9社(うち名神大社4座2社)と
小社235座223社、計
253座232社が記載されています。
これらの神社は、当時の朝廷から重要視され、祭祀が執り行われていました。
式外社について
式外社とは、『
延喜式』神名帳の編纂当時に存在していたものの、同帳に記載されなかった神社のことです。これらの神社も、地域によっては重要な役割を果たしていたと考えられます。
国史見在社
六国史(日本書紀、続日本紀、日本後紀、続日本後紀、文徳実録、三代実録)に記載のある式外社を指します。これらの神社は、歴史的な記録によってその存在が確認されています。
その他
国史見在社以外の式外社を指します。これらの神社については、文献記録が少ないため、詳しいことは分かっていないことが多いです。
主な神社
以下に、
伊勢国に所在する主な神社をいくつか紹介します。
鴨下神社:詳細な情報は不明ですが、式内社の一つとして名前が挙げられています。
香良洲神社:こちらも式内社の一つです。
滝祭神:式内社として知られています。
参考文献
この一覧を作成するにあたり、以下の文献を参考にしました。
皇典講究所・全国神職会校訂『
延喜式 上巻』(大岡山書店、昭和4年)
『
延喜式 第2』(日本古典全集刊行会、昭和4年)
外部リンク
さらに詳しい情報については、以下の外部サイトもご参照ください。
伊勢国 式内社253座 - 國學院大學21世紀COEプログラム「神道・神社史料集成」
まとめ
伊勢国の式内社は、古代日本の信仰体系を理解する上で重要な要素です。この一覧を通じて、伊勢の歴史と文化に触れていただければ幸いです。また、式外社についても、その存在を知ることで、より深く古代の神社を理解することができます。