伊藤良恵

伊藤良恵（いとう かずえ）は、1977年12月22日生まれ、群馬県館林市出身の元ソフトボール選手です。左投左打の内野手として、長年にわたり日本ソフトボール界を牽引しました。日立高崎（後のルネサス高崎）に所属し、日本代表としても数々の国際大会で活躍しました。

経歴

館林市立第十小学校、館林市立第三中学校を経て、白鷗大学足利高等学校を卒業しました。その後、ソフトボール選手として本格的にキャリアをスタートさせました。

1990年代後半から、日本代表の不動の3番打者、一塁手としてチームの中心的な役割を担いました。その卓越した打撃力と堅実な守備力で、チームを勝利に導き、多くのファンを魅了しました。

2000年シドニーオリンピックでは、日本代表の銀メダル獲得に大きく貢献しました。彼女の活躍は、日本ソフトボール界の歴史に深く刻まれています。

主な戦績

1995年：世界ジュニア選手権出場
1996年：日立高崎に入団
1998年：世界選手権出場
1999年：日本リーグ打点王、ベストナイン
2000年：シドニーオリンピック出場（銀メダル獲得）
2002年：世界選手権出場
2004年：アテネオリンピック出場
2005年：現役引退を表明
2007年：デンソーで現役復帰
2010年：大垣ミナモに移籍
2016年：デンソーの監督に就任
2021年：監督退任

引退後

一度は現役を引退しましたが、2007年にデンソーで現役復帰を果たしました。その後、大垣ミナモへ移籍し、再びプレーを続けました。

現役引退後は、指導者としての道も歩み始め、2016年にはデンソーの監督に就任。チームの育成に尽力し、選手たちから厚い信頼を得ました。2021年に監督を退任するまで、チームを率いて数々の成果を上げました。

伊藤良恵は、選手としてだけでなく、指導者としてもソフトボール界に多大な貢献をした人物として、その名は長く語り継がれるでしょう。


伊藤良恵 - Olympedia（英語）
日本オリンピック委員会 - 伊藤良恵

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