伊豆新聞

伊豆新聞について

伊豆新聞は、静岡県伊豆地域を中心に情報を発信している地方紙です。静岡新聞・静岡放送が関連企業として設立し、地域の話題や事件、イベント、特集記事などを掲載しています。発行部数は、伊豆新聞が31,875部で、熱海新聞は2,820部、伊豆日日新聞は8,250部となっており（2019年1月時点）、地域住民にとって重要な情報源となっています。また、公式ウェブサイト「伊豆新聞ネット」や、地域のポータルサイト「イズハピ」を通じて、オンラインでも多くの情報を提供しています。

歴史

伊豆新聞の歴史は1948年に遡ります。当初は「伊東市民新聞」として創刊され、その後1952年には日刊紙として発行されるようになり、ブランケット判へと形態を変えました。1962年には現在の名前である伊豆新聞に改題され、1977年には静新SBSグループに加わりました。1983年には姉妹紙「伊豆日日新聞」を発行し、1992年に熱海新聞を統合いたしました。また、2006年からはカラー印刷も開始し、2018年には紙面改革が行われ、ラテ欄が廃止されました。

発行新聞

伊豆新聞は以下のように地域ごとに異なる版を発行しています:

• - 伊豆新聞（8ページ）

- 伊東版（伊東市）
- 下田・賀茂版（下田市、東伊豆町、河津町、南伊豆町、松崎町、西伊豆町、伊豆市（旧土肥町））

• - 熱海新聞（8ページ）

- 熱海市、神奈川県湯河原町

• - 伊豆日日新聞（4ページ）

- 伊豆の国市、伊豆市、函南町、清水町、三島市、沼津市

地域に密着した情報を届けることで、地元住民の生活に寄与しています。

伊豆賞

伊豆新聞では、地域で特に顕著な功績を残した人や団体に対して「伊豆賞」を贈呈しています。近年の受賞者には、現在のところ2023年度に特別賞を受賞した「河津ジャガーズ」、2022年度には体感型動物園の「iZoo園長」の白輪剛史氏がいます。さらに、2020年度には上原美術館主任学芸員の田島整氏や、特別賞として三島南高校野球部が受賞しています。

伊豆賞は地域の活性化や文化の発展に寄与した多くの個人や団体に光を当て、その努力を称える重要な役割を果たしています。

まとめ

伊豆新聞は、地方紙としての役割を果たしつつ、地域の情報や特色を全国に発信する媒体として重要な位置を占めており、今後も地域貢献に力を入れていくことでしょう。

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