伊達インターチェンジ

伊達インターチェンジ

伊達インターチェンジは、北海道伊達市松ヶ枝町に位置する道央自動車道 (E5) のインターチェンジです。1992年の道央自動車道の一部開通とともに供用開始され、その後、周辺道路網の整備や2000年の有珠山噴火に伴う通行止め、IC番号の変更などを経て、現在に至っています。

歴史

伊達インターチェンジの歴史は、道央自動車道の整備と密接に関連しています。

1992年10月27日: 室蘭インターチェンジから伊達インターチェンジ間が開通。道央自動車道の重要な区間の完成を告げました。
1994年3月30日: 伊達インターチェンジから虻田洞爺湖インターチェンジ間が開通。道央自動車道はさらに東へと延伸しました。
2000年3月～7月: 有珠山噴火の警戒に伴い、伊達インターチェンジを含む道央自動車道の一部区間が段階的に通行止めとなりました。噴火による影響は大きく、交通網にも大きな混乱が生じました。通行止め区間の解除を経て、同年7月には代替ルートの開通という対応がなされました。
2001年2月9日: 伊達インターチェンジから虻田洞爺湖インターチェンジ間の通行止めが解除。噴火の影響からの回復と交通の正常化に向けた大きな一歩となりました。
2001年6月30日: 虻田洞爺湖インターチェンジの仮出入口と本インターチェンジ間が接続され、道路ネットワークが整備されました。
2007年12月21日: 国道230号新ルートの完成に伴い、虻田洞爺湖インターチェンジが新ルート上に移設されました。これは、地域全体の交通網の再編に大きく貢献した出来事と言えます。
2018年12月: 伊達インターチェンジのIC番号が「12」から「15」に変更されました。これは、道央自動車道のIC番号体系の見直しによるものです。

周辺情報

伊達インターチェンジ周辺には、様々な施設があります。観光拠点としての役割も担っており、道央自動車道を利用するドライバーにとって、便利な立地となっています。

松ヶ枝企業団地: 産業拠点として、地域経済を支えています。
総合公園だて歴史の杜: 広大な敷地を誇る公園で、レクリエーションに最適な場所です。
伊達市総合体育館: スポーツイベントなどに利用される施設です。
だて歴史の杜食育センター、だて歴史の杜カルチャーセンター: 地域住民の学習や交流の場を提供しています。
道の駅だて歴史の杜: 地元の特産品などが購入できる道の駅です。
伊達市観光物産館、だて歴史文化ミュージアム、迎賓館、旧三戸部家住宅、伊達市立図書館: 歴史や文化に触れることができる施設が充実しています。

道路接続

伊達インターチェンジは、以下の道路と接続しています。

直接接続: 北海道道145号伊達インター線、北海道道519号滝之町伊達線
間接接続: 国道37号

料金所

料金所のブース数は、入口2ブース（ETC専用1、一般1）、出口2ブース（ETC専用1、一般1）で、合計4ブースです。

隣接インターチェンジ

虻田洞爺湖IC
有珠山SA
室蘭IC

伊達インターチェンジは、道央自動車道を走行するドライバーにとって重要な拠点となっています。周辺地域の観光や産業を支える役割も担い、北海道の交通インフラを支える重要なインターチェンジです。

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