伏見大和

伏見 大和のバレーボール人生

基礎と成長の時期

伏見大和（ふしみやまと）、1991年12月24日生まれ、静岡県静岡市出身の元男子バレーボール選手である。スポーツに興味を持ち、小学3年生からは野球を、中学校に進むとサッカーをしていたが、足の怪我によりサッカーを断念。その後、先輩の勧めでバレーボールを始めることになる。彼は小学4年生の時点で148cmに過ぎなかった身体は、小学校卒業の頃には200cm以上に成長していた。

中学時代と全国大会への道

中学時代、伏見は市立豊田中学校に在学し、2006年にはJOCジュニアオリンピックに出場。出耒田敬選手と共にオリンピック有望選手賞と優秀選手賞を獲得するなど、彼の実績は着実に積み重ねられていった。

高校から大学への道

高校には静岡市立清水商業高校（現在の桜が丘高校）に進学した。しかし、静岡県内は強豪校が多く、高校三大全国大会への出場はかなり難しい状況であった。2010年に高校を卒業した後は、関東1部リーグの順天堂大学に進学。大学時代の2010年11月、全日本インカレで28年ぶりの優勝に大きく貢献した。この活躍により、2011年8月には男子ジュニア世界選手権の日本代表に選ばれる。

プロ選手としての活躍

2013年11月、伏見はVプレミアリーグの東レアローズに内定。2014年4月には全日本メンバーの候補として選出され、ワールドリーグにも出場。その年の5月23日、ドイツ戦でシニア代表デビューを果たした。また、同年6月には東京オリンピックの強化指定選手である「Team CORE」にも選ばれる。

2019年7月にはジェイテクトSTINGSに移籍し、2019-20シーズンのチーム優勝に寄与。2021年にはウルフドッグス名古屋に移籍し、2022-23シーズンをもって退団を発表した。現役引退の後、2023年5月8日、第71回黒鷲旗大会をもって選手としてのキャリアを終了。

現在と今後の展望

引退後は、V2女子リーグに属するヴィクトリーナ姫路のコーチに就任することが決定。新しい道を歩み始めた伏見は、選手時代で培った経験を生かし、若手選手の育成に力を入れることでしょう。彼の指導者としてのキャリアにも期待が寄せられています。

所属チーム履歴

• - 市立豊田中学校
• - 静岡市立清水商業高校（現・静岡市立清水桜が丘高校）
• - 順天堂大学
• - 東レアローズ（2014-2019年）
• - ジェイテクトSTINGS（2019-2021年）
• - ウルフドッグス名古屋（2021-2023年）

国際大会やツアー経験

• - 全日本ユース代表
• - 全日本ジュニア代表（2011年）
• - ユニバーシアード代表（2013年）
• - 全日本代表（2011年、2014年）
• - 世界選手権（2018年）

伏見大和の選手としての足跡は、バレーボール界において重要な役割を果たし、多くの若手選手に希望を与えるものです。今後も彼の活躍に目が離せません。

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