伝説から神話へ -BUDOKAN…AT LAST-

伝説から神話へ -BUDOKAN…AT LAST-

『伝説から神話へ -BUDOKAN…AT LAST-』は、山口百恵が1980年に開催したファイナル・コンサートを収録したライブ・アルバムおよびライブビデオです。この作品は、彼女の音楽活動の締めくくりとして、多くのファンにとって特別な意味を持っています。

概要

このライブ・アルバムは、1980年11月19日にCBSソニーからリリースされました。帯コピーには「ありがとう 幸せになります 百恵 涙の絶唱」と記されており、彼女の感謝の気持ちと感動を表現しています。また、3枚組としてリリースされたのが、2006年にはライブCD-BOX『MOMOE LIVE PREMIUM』に収められたことで、収録時間は変わらずCD2枚に再編成されました。ライブアルバムは、すべての楽曲とMCが完全に収録されており、ファンにとって貴重な記録となっています。

ライブ詳細

山口百恵は全国を巡るファイナルコンサート「THIS IS MY TRIAL」の一環として、1980年の9月30日から10月5日までの期間に複数の場所で公演を行いました。これには札幌市の真駒内アイスアリーナ、福岡市の九電記念体育館、大阪厚生年金会館、名古屋市民会館、そして最終的に日本武道館が含まれていました。プロデューサーには佐々木国雄氏と小田信吾氏が、音楽監督には服部克久氏が担当し、ザ・ムスタッシュ（MOMOE BAND）が演奏を行いました。特に10月5日に日本武道館で収録されたライブは、彼女の音楽キャリアにおける重要な瞬間となっています。

映像作品

ライブビデオ『伝説から神話へ -BUDOKAN…AT LAST-』も1980年11月19日にリリースされました。このビデオは、山口が日本武道館でのライブの様子を捉えたもので、視聴者は彼女の想い出のヒット曲を通じて、感動の瞬間を再体験できます。リリース当初はカット部分が多く含まれていましたが、1993年には完全版が発売されました。しかしながら、特定の楽曲についてはスタジオの方針により、その後のDVD化の際にカットされました。

音楽とレガシー

この作品に収録された楽曲は、全て服部克久氏によって編曲されています。山口百恵は日本の音楽シーンにおいて、特に多大な影響を与えたアーティストの一人です。彼女の音楽と演技は今も多くの人々に愛されており、ライブアルバムとビデオはその歴史を象徴する作品として位置づけられています。また、関連作品としてライブCD-BOX『MOMOE LIVE PREMIUM』もあり、ファンにとって重要なコレクションとなっています。

このように、『伝説から神話へ -BUDOKAN…AT LAST-』は、単なる音楽作品以上のものを提供しており、山口百恵の華やかなキャリアを象徴する作品として永遠に語り継がれることでしょう。

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