佐々木隆道

佐々木 隆道のプロフィールと経歴

佐々木 隆道（ささき たかみち、1983年10月30日生まれ）は、日本のラグビー指導者であり、学び舎である早稲田大学ラグビー蹴球部のヘッドコーチを務めています。出身地は大阪市生野区で、184cmの身長と95kgの体重を持つ体格を活かし、ポジションはナンバーエイト(No.8)及びフランカー(FL)として知られています。彼は「タカミチ」または「みったん」といった愛称でも親しまれています。

学生時代の活躍

佐々木は1999年から2001年まで、啓光学園高等学校でラグビーを学びました。この期間には3度にわたって全国高校ラグビー大会「花園」に出場しています。特に81回大会ではチームを優勝に導くという輝かしい成績を残しました。

その後、彼は2002年から2005年にかけて早稲田大学ラグビー部に在籍し、監督の清宮克幸のもとで主将としての役割を果たしました。在学中には大学日本一に輝いたほか、2005年度の日本選手権では社会人チームのトヨタ自動車を破る金星を挙げました。このように、学生時代から佐々木は数々の成果を収め、全国的な注目を浴びる存在となりました。

プロ選手としての経歴

大学卒業後、佐々木は2006年から2015年までサントリーサンゴリアスに所属し、ジャパンラグビートップリーグ第1節で神戸製鋼コベルコスティーラーズ戦に先発出場し、公式戦デビューを果たします。2015年11月にはトップリーグ通算100試合出場を達成し、彼のプレーキャリアは順調に進展していきました。

その後、2016年から2020年までは日野レッドドルフィンズでプレーし、2020年から2023年の間は横浜キヤノンイーグルスでFWコーチとして指導にあたりました。2023年には早稲田大学ラグビー部のヘッドコーチとしての新たな挑戦を始めています。

日本代表としてのキャリア

佐々木隆道は、2007年4月29日の香港戦で日本代表としてのキャップを獲得し、国際舞台での活躍を開始しました。特に注目されたのは、彼がワールドカップの最終メンバーに選出された際で、初戦のオーストラリア戦では史上最年少のゲームキャプテンとして指揮を執ろうとしましたが、試合中に負傷し大会から離脱しなければならなかったことです。彼のプレーは代表戦で13キャップに達しています。

レジェンドたちとの繋がりの中で、彼は啓光学園時代の同級生や早稲田大学時代の仲間と共に成長してきました。日本のラグビー界で重要な役割を果たす彼の足跡は、多くのファンにとっても魅力的なストーリーです。今後の彼の指導者としての活躍にも期待が寄せられています。

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