佐久北インターチェンジ

佐久北インターチェンジ：中部横断自動車道の要衝

佐久北[インターチェンジ]は、長野県佐久市と小諸市の境に位置する、中部横断自動車道のインターチェンジです。地域活性化インターチェンジとして整備され、新直轄区間であるため料金所は設置されていません。佐久南ICから小諸御影TB間は無料区間ですが、佐久北ICから小諸御影TB間には出口がないため、佐久小諸JCT方面へ向かう場合、佐久北ICが実質的な無料区間の終点となります。

開発の経緯と歴史

当初、このインターチェンジは仮称として「国道141号インターチェンジ」と呼ばれていました。しかし、2009年9月8日、佐久市と小諸市は、インターチェンジの名称を「佐久北IC」とすることで合意しました。これは、佐久小諸JCTの整備計画とも関連する経緯があります。その後、2010年6月9日には「佐久北IC」の名称が正式決定され、同年中の開通が予定されました。

開通を前に、2010年11月14日には、佐久北ICから佐久小諸JCT間を歩くイベント「ハイウェイウォークこもろ」が開催されました。一方、2011年3月21日には、佐久北ICから佐久南IC間で「高速道路でウォーキング＆ハイウェイマラソン」が企画されていましたが、東日本大震災と長野県北部地震の影響により中止となりました。

幾多の経緯を経て、2011年3月26日、佐久南IC～佐久小諸JCT間の開通に伴い、佐久北ICも供用開始となりました。

接続道路と周辺環境

佐久北ICは国道141号に接続しています。周辺には、佐久長土呂クリニックや東小諸クリニックなどの医療機関、南大井郵便局などの公共施設、双信電機の本店・浅間工場といった企業が立地しています。ショッピング施設としては、ツルヤ みかげ店、ウエルシア 小諸みかげ店、セブン-イレブン 小諸御影店などが近隣にあります。また、上信越自動車道佐久ICも比較的近距離に位置しています。

インターチェンジ間の位置関係

中部横断自動車道における佐久北ICの位置は、佐久中佐都ICと小諸御影TB、そして佐久小諸JCTの間にあります。

まとめ

佐久北ICは、中部横断自動車道の重要なインターチェンジとして、地域経済の活性化や交通利便性の向上に貢献しています。無料区間という利便性に加え、周辺の充実した施設も相まって、利用者の利便性を高める役割を果たしています。今後ますますの地域発展に寄与することが期待されます。

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