佐伯成美

佐伯成美（さえき なるみ）は、1975年5月11日生まれの日本の女優であり、1995年のミス・ユニバース日本代表としての経歴を持っています。

人物

埼玉県久喜市出身の佐伯は、演劇集団『円』に所属し、その後、太田プロダクションに移籍。小出華津（こいで かず）という名前で芸能活動を行っていました。1995年5月には、ミス・ユニバース1995世界大会に日本代表としてナミビアの首都ウィントフックで開催された大会に出場しました。

ミス・ユニバース

世界大会では残念ながら入賞は逃しましたが、彼女はミス・ユニバース日本大会が休止となる以前の最後の日本代表として記憶されています。当時、佐伯は戸板女子短期大学の学生でした。この大会の日本での放送を最後に、長年ミス・ユニバース日本大会を運営してきた朝日放送は、同事業から撤退しました。

女優としての活動

女優としては、2000年に公開された映画『富江 replay』に出演したほか、数々のビデオ映画やテレビドラマに出演しています。主な出演作としては、『極道の妻たち 死んで貰います!』（1999年）、『極道の妻たち 赤い殺意』（1999年3月6日公開、室井亜紀役）、テレビドラマ『女難記者・浦上伸介特ダネ事件ファイル2』（テレビ東京、2002年）、『ショムニFINAL』（フジテレビ、2002年）、『特命係長 只野仁』（テレビ朝日）などがあります。

さらに、2003年10月にはTBSテレビの企画『叶姉妹2世（叶姉妹2世ファビュラス・ビューティーコンテスト）』に参加し、見事優勝を果たしました。同年には、日本映画『オールナイトロング イニシャルO』にも出演しています。

佐伯成美は、ミス・ユニバース日本代表としての美貌と、女優としての才能を兼ね備え、幅広い分野で活躍してきた人物です。

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