佐原ミズ

佐原ミズ：繊細な感情を描く漫画家・イラストレーター

佐原ミズ（さはら ミズ、12月25日 - ）は、神奈川県出身の日本の漫画家、イラストレーターです。彼女は、佐原ミズとは別に夢花李という名義でも作品を発表しています。2002年に『月刊アフタヌーン』（講談社）でデビューして以来、多くの作品を発表し、読者を魅了してきました。

デビューと代表作

佐原ミズは、2001年冬のアフタヌーン四季賞で佳作を受賞した「ROBOT」でデビューしました。その後、2004年には新海誠原作の『ほしのこえ』を『月刊アフタヌーン』で連載し、初の連載デビューを果たします。彼女の代表作としては、心の交流を描いた『マイガール』が挙げられます。

作品の特徴

佐原ミズの作品は、繊細な感情表現と美しい絵柄が特徴です。彼女は、登場人物の心の機微を丁寧に描き出し、読者の心に深く響く物語を紡ぎ出します。また、新海誠作品のコミカライズでは、原作の持つ世界観を忠実に再現しつつ、独自の解釈を加えることで、新たな魅力を引き出しています。

主な作品リスト

以下に、佐原ミズの主な作品をリストアップします。

漫画（佐原ミズ名義）

ROBOT
ほしのこえ（原作：新海誠）
雲のむこう、約束の場所（原作：新海誠）
ナナイロセカイ
バス走る。
マイガール
私たちの幸せな時間（原作：孔枝泳、翻訳：蓮池薫）
スキマ式（佐原ミズ×スキマスイッチ）
鉄楽レトラ
冬の花
バス走る。―さくら町停留所―
ゆびきり姫
夜（いつや）さん
神様のジョーカー（原作：楠みちはる）
箱庭の虜
私と私
尾かしら付き。
ハネチンとブッキーのお子さま診療録

イラスト

佐原ミズは、小説の挿絵や表紙絵も数多く手がけています。その繊細で美しいイラストは、小説の世界観をより一層引き立てています。

ぼくらの輪廻転生（著：さとうまきこ）
秘め事少女（著：成田アン）
誰もが僕に『探偵』をやらせたがる（著：白石かおる）
トオチカ（著：崎谷はるひ）
名探偵だって恋をする（著：アンソロジー）
うちの執事が言うことには（著：高里椎奈）
小説屋sari-sari
僕と死神（ボディガード）シリーズ（著：天野頌子）
君が香り、君が聴こえる（著：小田菜摘）
うちの執事に願ったならば（著：高里椎奈）
そして、アリスはいなくなった（著：ひずき優）
放課後の嘘つきたち（著：酒井田寛太郎）

漫画（夢花李名義）

同細胞生物
チョウになる日
昔久街（なつかしまち）のロジオネ
天狗神
約束サイレン

イラスト（夢花李名義）

放送室で恋をしよう！（著：池戸裕子）
吉崎さん家の家庭の事情（著：魔鬼砂夜花）
堕天使に微笑みを（著：魔鬼砂夜花）
あなたのためにシリーズ（著：高崎ともや）
ラブ・サピエンス（著：たけうちりうと）
そして恋がはじまる（著：月村奎）
あまい唇、にがいキス（著：神奈木智）
はいまーとろーぜ（著：鈴木あみ）
blue〜海より蒼い〜（著：染井吉乃）
イミテーション・ウェディング（著：魔鬼砂夜花）
恋愛は貴族のたしなみ（著：遠野春日）
イノセント・ガーデン（著：石川宏宇）
誰よりも君を ブランドロマンス（著：秋津京子）
となりの王子様（著：桜木知沙子）
ラブ・マイナス・ゼロ（著：榊花月）
学園寮のイノセント！（著：水島忍）
君と緋色の恋を抱き（著：高月まつり）
名前のない関係（著：椎崎夕）
秘密は白薔薇の下に（著：遠野春日）
少年はわがままな恋の虜（著：池戸裕子）
僕だけの騎士（著：愁堂れな）
僕は瞳の中にいる（著：あさぎり夕）
蒼天の月（著：可南さらさ）
ゆめのつるぎ 少年源頼朝の巻（著：若木未生）
蒼天の覇者―風の系譜―（著：高岡ミズミ）
シュバルツ・ヘルツ―黒い心臓―（著：桑原水菜）
プールいっぱいのブルー（著：松前侑里）
僕と『彼女』の首なし死体（著：白石かおる）
Heimat Rose 新装版（著：鈴木あみ）

佐原ミズの作品は、読む人の心を優しく包み込み、忘れられない感動を与えてくれます。彼女の今後の活躍にも期待が高まります。

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