佐相憲一

佐相憲一（さそう けんいち）

佐相憲一は、1968年5月4日に神奈川県横浜市で生まれた日本の詩人、ライター、編集者です。早稲田大学政治経済学部を卒業後、詩作を中心に活動を始めました。

人物

佐相は、詩人としての活動のほか、ライター、編集者としても活躍しています。編集者としては、200冊以上の文芸書を手がけており、その幅広い知識と経験は、詩作にも大きな影響を与えていると考えられます。

2003年には、詩集『愛、ゴマフアザラ詩』で第36回小熊秀雄賞を受賞しました。この受賞は、佐相の詩人としての才能を広く知らしめるきっかけとなりました。また、2023年には、詩集『サスペンス』で第19回日本詩歌句随筆評論大賞詩部門特別賞を受賞しています。

佐相は、詩人としての活動だけでなく、詩人団体の運営にも積極的に関わっています。「日本[[詩人クラブ]]」理事長、「横浜詩人会」会長、「詩人会議」副委員長、「関西詩人協会」運営委員など、数々の要職を歴任しました。

2000年代からは、各地で詩に関する講演や講師を務め、詩の普及・振興にも尽力しています。また、コミュニティFM放送やインターネットテレビ放送にも出演し、詩の魅力を広く伝えてきました。2018年11月にはNHKラジオ深夜便「明日へのことば」、2022年11月にはテレビ神奈川（TVK）番組「イイコト！」内「今週の詩」に4週出演しました。

現在、「横浜詩人会」会長、「日本[[詩人クラブ]]」理事、「文化企画アオサギ」代表、「小熊秀雄協会」代表、詩誌「指名手配」主宰を務めています。また、「日本文藝家協会」「日本現代詩人会」「詩人会議」などの会員でもあり、「九条の輪詩人の輪」のよびかけ人でもあります。

詩集

『共感』（1997年、東洋出版）
『対話』（1999年、東洋出版）
『愛、ゴマフアザラ詩』（2002年、土曜美術社出版販売）＜小熊秀雄賞＞
『永遠の渡来人』（2005年、土曜美術社出版販売）
『心臓の星』（2008年、土曜美術社出版販売）
『港』（2010年、詩人会議出版）
『時代の波止場』（2012年、コールサック社）
『森の波音』（2015年、コールサック社）
『もり』（2018年、澪標）
『佐相憲一詩集 1983～2018』（2019年、文化企画アオサギ）
『サスペンス』（2022年、文化企画アオサギ）＜日本詩歌句随筆評論大賞詩部門特別賞＞

小説

『痛みの音階、癒しの色あい』（2018年、コールサック社）

詩論集・エッセイ集

『21世紀の詩想の港』（2011年、コールサック社）
『バラードの時間―この世界には詩がある』（2014年、コールサック社）
『生きることと詩の心』（2023年、土曜美術社出版販売）

所属団体

日本[[詩人クラブ]]
日本現代詩人会
日本文藝家協会
詩人会議
横浜詩人会
旭川文学資料友の会
小熊秀雄協会
関西詩人協会
九条の会詩人の輪

外部リンク

横浜詩人会公式サイト
文化企画アオサギ公式サイト
日本文藝家協会公式サイト
日本[[詩人クラブ]]公式サイト
日本現代詩人会公式サイト
小熊秀雄賞公式サイト
詩人会議公式サイト
九条の会詩人の輪公式サイト

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