佐藤修平

佐藤 修平（さとう しゅうへい）

佐藤修平は、1995年8月24日生まれのアナウンサーで、現在は朝日放送テレビ（ABCテレビ）で活躍しています。秋田県大仙市出身で、彼の兄は元・秋田テレビのアナウンサーである佐藤征潤です。修平は、秋田県立秋田高等学校を卒業後、早稲田大学文学部に進学し、在学中は漕艇部に所属。ボート競技におけるコックス（舵手）としての実績を持ち、大学2年生の2015年には全日本選手権大会で男子舵手付きペアの部で優勝するなど、目覚ましい成果を上げました。

大学生活を通じて「ひとつひとつの言葉に感情を込めて伝えること」をモットーにし、仲間を支えるコックスとしての経験が、彼のアナウンサーとしての志望にも影響を与えました。このような背景から、彼はスポーツアナウンサーとしての道を選び、テレビ朝日アスクでアナウンス技術を磨いています。そして、2018年4月1日に朝日放送テレビに入社しました。これが、朝日放送グループホールディングス内での新卒採用第1期生の中で唯一のアナウンサーとなりました。

入社後すぐに、佐藤は多くの番組に出演することになりました。2018年6月27日には、『おはようパーソナリティ道上洋三です』という番組に初めて登場し、他にも『ABCニュース』などの構成に携わりました。テレビでは、同年6月27日放送の『おはよう朝日です』でデビューし、2018年7月4日からは水曜日の「人気mono サキヨミEnter！」のキャスターを担当。彼が新人研修を終えた直後にレギュラー出演を果たした事例は、朝日放送の歴史の中でも非常に珍しいものでした。

また、佐藤は第100回全国高等学校野球選手権記念大会では、『速報!甲子園への道』のリポーターやスタンドリポーターを務めるなど、高校野球の中継でも存在感を発揮しました。2019年からは本格的にスポーツアナウンサーとしての活動を始め、ラジオ中継での実況デビューも果たし、プロ野球、特に阪神タイガースの中継でのベンチリポートを担当するなど着実に経験を積んでいきました。2020年からは、阪神戦の中継実況も手がけるようになり、特に春季キャンプ中継では実況役を担っています。

2020年10月には結婚を発表し、2021年度からは「キャスト」という番組で水曜日から金曜日までサブキャスターを務めつつ、スポーツアナウンサーとしても活動を続けました。その後2022年4月から新番組『news おかえり』でフィールドキャスターを担当しましたが、2022年の夏以降は制作への出演を見合わせる時期もありました。一方で、2024年度からはオリックス・バファローズ戦の実況も担当し、活動を再開しています。

現在の出演番組

• - テレビ: ABC NEWS（不定期）、スーパーベースボールなど。特に阪神タイガース関連の中継への参加が多いです。
• - ラジオ: ABCフレッシュアップベースボール（2019年9月から）、特に阪神戦の実況も行っています。横浜DeNAベイスターズ戦や全国高校野球選手権大会中継でもメディアへの寄与があります。

佐藤修平は、スポーツを中心に幅広い層と関わりを持つアナウンサーとして注目されており、今後のさらなる活躍が期待されています。

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