佐藤羽美

佐藤羽美（さとう うみ）は、1980年3月25日生まれの歌人であり、社交ダンス指導員としても知られています。彼女の活動拠点は、生まれ故郷である青森県青森市です。

学歴としては、弘前大学人文学部社会学専攻を卒業しています。作歌を始めたのは2002年のことで、翌2003年には短歌サイト『ヒナウタ』を開設し、自身の作品を発表する場を設けました。

2004年には、「甘い日々」で第47回短歌研究新人賞の候補に選ばれ、その才能が注目を集め始めます。2005年には未来短歌会に入会し、加藤治郎に師事しました。未来短歌会では、加藤治郎の指導のもと、短歌の表現をさらに深めていきました。

2009年には、2008年度未来賞次席に選ばれます。同年、作品「ここは夏月夏曜日」で第20回歌壇賞を受賞し、歌人としての地位を確立しました。

著書
100の呼吸で 歌集 新風舎 2005.2 ISBN 978-4797455434
ここは夏月夏曜日 歌集 本阿弥書店 2013.2 ISBN 978-4776809074

外部リンク
* ヒナウタ

佐藤羽美の短歌は、日常の些細な出来事や感情を繊細な言葉で表現し、読者の心に深く響きます。彼女の作品には、青森の豊かな自然や風土が反映されているものも多く、その地域性が彼女の作品に独特の魅力を与えています。歌人としての活動に加え、社交ダンス指導員としても活動しており、多才な才能を発揮しています。今後の活躍が期待される歌人の一人です。

もう一度検索