佐藤裕幸

佐藤裕幸（さとう ひろゆき、1971年1月4日 - ）は、大分県臼杵市出身の元プロ野球選手で、内野手として活躍しました。

プロ入り前

津久見高校時代、1年生の頃から5番打者を務め、3年生の1988年には、後にプロでもチームメイトとなる川崎憲次郎と共に夏の甲子園に出場しました。2回戦の札幌開成高校戦では本塁打を放つなど、チームのベスト8進出に大きく貢献しました。

広島東洋カープ時代

1988年のプロ野球ドラフト会議で、広島東洋カープから2位指名を受けて入団しました。大型遊撃手として期待され、プロ5年目の1993年に一軍デビューを果たしました。1994年には、ウエスタンリーグで打率.336を記録し、首位打者を獲得するなど、二軍では主力選手として活躍しました。しかし、同郷で同期入団の野村謙二郎が正遊撃手として活躍していたため、一軍での出場機会は限られていました。

読売ジャイアンツ、大阪近鉄バファローズ時代

1996年6月、金銭トレードで読売ジャイアンツへ移籍しました。1998年12月には、入来智選手との交換トレードで大阪近鉄バファローズへ移籍しました。

広島復帰と引退

1999年10月に近鉄を自由契約となり、古巣である広島にテスト入団で復帰しましたが、一軍での活躍は叶わず、2001年シーズン限りで現役を引退しました。

選手としての特徴

プロ入り当初は大型遊撃手として期待され、二軍では首位打者を獲得するなど、打撃力も評価されていました。しかし、一軍ではその力を発揮することができず、プロ生活を通じて出場機会に恵まれませんでした。

詳細情報

初出場・初打席: 1993年6月19日、対横浜ベイスターズ戦（秋田市営八橋球場）。代打で出場し、凡打。
初先発出場: 1993年9月15日、対阪神タイガース戦（阪神甲子園球場）。8番・遊撃手として先発出場。
初安打: 1994年10月8日、対ヤクルトスワローズ戦（明治神宮野球場）。伊東昭光から二[[塁打]]。
初打点: 1999年4月18日、対千葉ロッテマリーンズ戦（大阪ドーム）。犠牲フライ。

背番号

39 （1989年 - 1996年途中）
93 （1996年途中 - 1997年）
67 （1998年）
44 （1999年）
59 （2000年 - 2001年）

関連項目

大分県出身の人物一覧
広島東洋カープの選手一覧
読売ジャイアンツの選手一覧
大阪近鉄バファローズの選手一覧

外部リンク

個人年度別成績 佐藤裕幸 - NPB.jp 日本野球機構
* 選手の各国通算成績 Baseball-Reference (Japan)

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