体当り!!スーパーレース

体当り!!スーパーレース

『体当り!!スーパーレース』は、1982年1月6日から4月28日まで、関東の日本テレビ系列で放送されたゲームバラエティ番組です。この番組は、最終回が同年6月23日に関東ローカルで放送されるまで、全14回で構成されていました。視聴者参加型番組として、多くのファンに親しまれました。

番組の概要

番組の特色は、若手タレントたちが「レッドボンバーズ」と「ブルーハリケーンズ」という2つのチームに分かれ、さまざまな楽しいゲームに挑戦する点です。番組は視聴者が自分の予想を基に参加できる形式で、一般から選ばれたペアがタレントチームの勝者を予想。正解するとポイントを獲得し、そのポイントの合計が一番高かったペアが、タレントチームと共にサイパン旅行をかけた「チャレンジゲーム」に挑む権利を得ます。

放送時間

この番組は、1982年3月24日まで毎週水曜日の19:00から19:30に放送され、その後プロ野球ナイター中継の影響で放送が中断されることもありました。最終回は、ナイター中継の雨傘番組として、後に放送時間を変更しての放送となりました。

出演者

司会者は長年のテレビキャリアを持つ『みのもんた』が務め、アシスタントとして『後藤いずみ』が参加しました。さらには、たのきんトリオやB&B、研ナオコ、岩崎宏美など、さまざまな人気タレントや芸人が出場し、華やかさを加えました。

視聴者参加型番組のルール

本番組では、合計5戦が行われる形式でした。第1戦から第4戦までは、視聴者参加ペアがタレントチームの勝者を予想し、正解することでポイントを獲得します。そして最終戦では、視聴者ペアが任意のタレント一人を指名し、三人一組のチームを形成してゲームに挑戦します。このゲームで勝利したチームは、より高得点を得られるチャンスがあり、全体の得点で一番高いチームが優勝となります。優勝したペアは、サイパン旅行をかけた「チャレンジゲーム」への挑戦権を受け取ります。

チャレンジゲーム

初期の「チャレンジゲーム」では、司会の「みのもんた」が高所から飛び降り、風船を割るというユニークな挑戦がありました。優勝ペアは、みのさんが風船を割った数を上回る必要があり、成功すれば海外旅行を獲得するシステムでした。後期には、ロープを巻いたみのさんが風船並木の間を通り、ハンマーを使って風船を割る形式に変わりました。こちらも同様に、評価される数を上回ることが求められました。

賞金

そのほか、参加者には様々な賞金が用意されており、特に最高で500,000円という高額な賞金と共に海外旅行が待っていました。これにより、番組は視聴者の注目を集め、参加すること自体が楽しくなるような工夫が施されていました。

スタッフ

番組の制作には多くのスタッフが参加しており、構成を新野隆司、音楽を土持城夫が担当。演出は中島正幹が行い、制作は日本テレビが手がけました。視聴者に喜んでもらえるような内容を心がけ、多くの記憶に残る瞬間を生んだ番組だったと言えるでしょう。

このように『体当り!!スーパーレース』は、若手タレントと視聴者が共に楽しめる要素が満載だった記念すべきゲームバラエティ番組となりました。

もう一度検索