信田美帆

信田美帆のプロフィールとキャリア



信田美帆（しのだ みほ）は、1972年5月18日生まれの日本のタレントであり、元体操選手です。東京都立川市に生まれ、日本体育大学体育学部を卒業した後、中高学校の保健体育教員免許を取得しました。身長は155cm、血液型はA型です。

体操選手としての経歴



信田は、朝日生命体操クラブに所属し、1984年には小学校6年生で全日本体操競技選手権で2位に入賞し、その才能が注目を集めました。その翌年1985年には、全日本中学選手権、全日本ジュニア選手権、NHK杯体操選手権で優勝を果たし、1986年に全日本体操選手権で最年少記録の初優勝を達成しました。

彼女は日本女子体育大学附属二階堂高等学校に進学後も競技を続け、1987年の全日本選手権で個人総合2連覇を果たしたうえ、同年に世界体操選手権日本代表に選ばれました。1988年のソウルオリンピックや1989年の世界選手権にも出場し、国際舞台で多くの経験を積みました。1991年に藤村女子高等学校を卒業した後は、日本体育大学に進学し、全日本学生選手権では数々の好成績を収めました。特に1993年のユニバーシアード団体戦では銅メダルを獲得しています。

大学卒業後の1995年、彼女はふくしま国体で福島県代表として団体優勝し、現役を引退しました。

タレント転向とその後の活動



信田は引退後、プロ野球チーム・読売ジャイアンツのマスコットガール（ファイアーガールズ）として活動を始めました。1997年にはテレビ番組『だんトツ!!平成キング』で「水上ござ渡り」に挑戦し、現役時代のレオタード姿で登場しましたが、完走できませんでした。1998年には番組『ASAYAN』のオーディションに応募し、「太陽とシスコムーン」というユニットに参加。1999年にデビュー曲『月と太陽』でオリコンチャート4位を獲得しましたが、2000年にユニットは解散しました。

以降、信田はタレント活動を継続しつつ、体操のインストラクターとしても活躍。2004年のアテネオリンピックでは体操女子のテレビ解説者を務めた他、子ども向けのスポーツクリニックの講師としても活動しています。2007年には札幌の小学校で指導を行い、翌年にはNHKのパラリンピック関連番組に出演しました。

最近の活動



信田は母校の日本体育大学体操部での振り付け担当を始め、特に2012年のロンドンオリンピックに出場した選手の演技振り付けや、モーニング娘。をはじめとするハロー!プロジェクトのコンサートでのアクロバット指導を行うなど、様々な面で体操に貢献しています。2008年以降は芸能事務所に所属していませんが、太陽とシスコムーンの再結成に参加し、現在も芸能活動を続けています。

主な国際大会での成績



信田美帆は、体操選手としての華々しい経歴と以降のタレント活動を通じて、日本のスポーツと文化に多大な貢献をしています。

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